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【X1 Super】東京ガス、攻守でオール三菱を圧倒して春季初勝利

2022年06月12日(日) 19:20

X1 Superの春季交流戦は12日、東京ガスクリエイターズとオール三菱ライオンズが富士通スタジアム川崎で対戦した。ともに春の成績が0勝1敗の両チームによる一戦は、東京ガスが攻めては5タッチダウン、守っても4インターセプトと攻守でオール三菱を圧倒。東京ガスは37対14でオール三菱を下し、春季交流戦を白星で終えた。

昨秋のリーグ戦では最終クオーターの目まぐるしい攻防の末に東京ガスが勝利したカード。そのリターンマッチとなった一戦で、東京ガスはパントブロックから48ヤードのフィールドゴールで先制する。さらに、ラインバッカー(LB)森本穂高のインターセプトで攻撃権を奪取すると、この好機をクオーターバック(QB)中井愛寿希がワイドレシーバー(WR)林裕嗣への46ヤードタッチダウンパスにつなげて第1クオーターで10点のリードを奪った。

なおも東京ガスは、第2クオーターにQB若林駿太がスクランブルから相手守備をするするとかわし、エンドゾーンまで57ヤードを走り抜けて加点した。

一方、17点のビハインドを負ったオール三菱は、前半終了間際に反撃開始。QB江守優が、21ヤード地点からエンドゾーン右コーナーへふわりとした軽いタッチのパスを投じると、そこへ走りこんだWR吉田幸祐が相手守備と競り合いながらもがっちりとキャッチしてようやく得点を奪った。

後半に入っても東京ガスは主導権を渡さない。第3クオーター終盤に、QB中井から右サイドで待つWR加藤侑矢へスクリーンパスが通ると、加藤がそのまま駆け上がりエンドゾーンまでボールを運ぶ。最終クオーターもディフェンスバック(DB)平下昂輝がこの日チーム4つ目のインターセプトを決めれば、攻撃陣がRB大丸秀平の1ヤードタッチダウンランにつなげて加点。その後オール三菱に1タッチダウンを返されるが、試合終了間際にQB若林からタイトエンド(TE)伊津野文人への20ヤードタッチダウンパスで突き放して引導を渡した。