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「目標はベスト4」東京ガス板井ヘッドコーチがチームの成長に手ごたえ

2022年06月13日(月) 19:00


東京ガスクリエイターズは12日、富士通スタジアム川崎で実施されたX1 Super春季交流戦のオール三菱戦を37対14で快勝。就任6年目の板井征人ヘッドコーチもチーム力が着実に上がっていることに手ごたえを感じていた。

攻めては、中井愛寿希望(上段写真)が2つ、若林駿太(下段写真)も1つと両クオーターバック(QB)がタッチダウンパスを決めるなど計5タッチダウン。守っても4インターセプトと攻守でオール三菱を圧倒した。

「自分たちのやりたいプレーができた」という板井ヘッドコーチは、「毎年システムが変わる中で、QB2人が少しずつ成長してきている」と司令塔2人の進歩に目を細める。その一方で、「あとはもう少し自信を持ってプレーしてほしい」と両QBに注文をつけることも忘れなかった。


守備では、自軍のパス獲得距離を上回る217ヤードを許すも、4つのインターセプトを決めるなど要所を締めた。指揮官もディフェンスの出来について、「オフェンスを作るには時間も手間もかかるので、向こうの失敗というよりはうちが機能していた」と一定の評価を与えた。

昨季はあと一歩でベスト4入りを逃した東京ガス。春の2戦を終えて1勝1敗だったが、板井コーチは、「良い選手が集まってきているので、謙虚に一生懸命やるチームになってくれば、ベスト4を狙えると思う。チャンスは来ていると思うので、あとは自分たちの頑張り次第」と来る秋シーズンに向けて、選手たちに更なる奮起を促した。

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