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【X1 Area】警視庁、ブルザイズに逆転勝ちで春季2連勝

2022年06月18日(土) 19:10

X1 Area春季交流戦は18日、警視庁イーグルスと品川CCブルザイズが富士通スタジアム川崎で対戦した。春初戦を勝利していた警視庁は、第3クオーターまでリードを許すも最終クオーターに逆転して19対10で勝利。春季交流戦を2連勝で終え、秋季リーグに向けて弾みをつけた。

第1クオーターはお互いのディフェンスが踏ん張り両軍無得点で迎えた第2クオーター、ブルザイズはディフェンスバック(DB)伏見和真のインターセプトで攻撃権奪取。敵陣32ヤードから攻撃をスタートさせると、クオーターバック(QB)南竹司が左にロールアウトしながらレシーバーを探し、中央付近に切り込んできたワイドレシーバー(WR)天田裕貴へドンピシャのパス。守備陣の奮闘に攻撃陣が一発回答したブルザイズが先制点を挙げた。

さらにブルザイズは、DB伏見が再びインターセプトに成功。この好機を28ヤードフィールドゴールにつなげて加点して、前半を10点リードで折り返した。

後半に入っても第3クオーター終盤までスコアボードの得点は動かなかったが、警視庁は得意の地上戦を軸にボールを進め、ランニングバック(RB)富澤友貴が8ヤードタッチダウンランをマークして反撃の狼煙を上げる。

そして勝負の最終クオーター、3点を追う警視庁はQB齋藤詩伸が左サイドを駆け上がるWR恒吉幸紀へ投じたパスを、恒吉がライン際で相手守備と競り合いながらも見事キャッチ。そのままエンドゾーンまでボールを運び、第4クオーター開始早々に逆転に成功。さらにセイフティで加点してリードを広げると、終了間際にも35ヤードフィールドゴールで突き放した。

勝った警視庁は、パス9回中2回成功で52ヤードの獲得ながら、ランでは88ヤードを獲得。また、守備陣が4サックを決めるなど要所で勝負強さを見せた。

一方、敗れたブルザイズは、攻撃では総獲得ヤード(238)で140ヤードのブルザイズを上回るも、パント平均獲得ヤードが32.5ヤードとキッキングゲームで思うように陣地を回復できなかったことが勝敗に響いた。