【X1 Super】富士通がIBM下して春季2連勝でフィニッシュ
2022年06月19日(日) 18:43X1 Superは19日、富士通フロンティアーズとIBM BIG BLUEによる春季交流戦が富士通スタジアム川崎で行われた。昨季セミファイナルに駒を進めたチーム同士の対決となった好カードは、富士通が前半のリードを保ち24対7で勝利した。この結果、昨季王者は2連勝で春季交流戦を終えた。
富士通はファーストドライブで香川将成、三宅昂輝の両若手ランニングバック(RB)のラン攻撃を軸にオフェンスを展開して着実に前進。最後はワイドレシーバー(WR)登録のサマジー・グラントが17ヤードタッチダウンランを決めて、幸先良く先制した。
対するIBMは最初の攻撃シリーズがフィールドゴール失敗に終わるも、その後の富士通オフェンスをラインバッカー(LB)中山裕貴のインターセプトで止めて攻撃権奪取。するとこの好機に、クオーターバック(QB)馬島臨太郎がWR近江克仁へ10ヤードタッチダウンパスを通して第2クオーター序盤で試合を振り出しに戻した。
【X1 SUPER春季交流戦】
富士通フロンティアーズ対IBM BIG BLUE
第2Q残り10分21秒、IBM QB馬島臨太郎選手からWR近江克仁選手へパスが決まってタッチダウン。
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同点に追いつかれた富士通は、この日は地上戦が好調。RB三宅が自陣47ヤード付近からボールを持つと、IBM守備網をするすると潜り抜け、そのままエンドゾーンまでボールを運び勝ち越しに成功。
【X1 Super春季交流戦】
富士通フロンティアーズ対IBM BIG BLUE
第2Q、RB三宅昂輝選手の独走TDランで富士通が再びリード。富士通14-7IBM。#xleague #アメフト #Xリーグ pic.twitter.com/fVxvafkfec— xleague ( アメフト ) (@xl1996) June 19, 2022
なおも、松井理己によるパントブロックから53ヤードリターンタッチダウンのビッグプレイとフィールドゴールで加点し、17点リードで前半を折り返した。
後半に入ると、ターンオーバーの応酬でお互いが攻め手を欠き、第3クオーターは得点が動かず。最終クオーターも富士通がレッドゾーン内に何度か侵入するも得点に結びつかず、IBMも自陣からボールを思うように進めることができずに、両軍ゼロのまま試合終了となった。