元NFL選手のホイットニー・マーシラスが来日　20日にファンイベント

NFLのヒューストン・テキサンズ、グリーンベイ・パッカーズで計10年間活躍し、今年4月に引退を発表したホイットニー・マーシラス氏が初来日します。

日本滞在の間、マーシラス氏はXリーグと共同で20日（土）に東京アメリカンクラブでファンイベントを開催するほか、大阪・京都も訪問し、21日(日)には関西学院大学ファイターズ（兵庫県西宮市）の協力により、上ヶ原ブルーナイツや系列校中学生選手をはじめとした小・中学生を対象にフットボールクリニックも行います。

また、マーシラス氏は食にも造詣が深く、日本食や日本酒が大好きという一面があります。アメリカ本国では恵まれない子供たちを支援する「WithMerci Foundation」という基金も設立するなどチャリティ活動も盛んに行っています。

そこで、Xリーグで「WithMerci Foundation」の精神を日本にも広げることを提案。これにご賛同いただいた株式会社ミツハシ様からお米を150キロ、USライス連盟様から同様に50キロを寄付していただきました。これらのお米はXリーグとスポーツ振興で提携関係にある川崎市に寄付され、同市の支援を必要としている家庭に提供されることになりました。

（8月19日更新）
20日（土）のファンイベントは会場の収容人数上限に達したため、申し込みを終了させていただきました。たくさんのお申込みをありがとうございました。

【ホイットニー・マーシラス氏略歴】
Whitney Mercilus (ホイットニー・マーシラス）
1990年7月21日生まれ（32歳）。193cm、117kg
オハイオ州アクロン出身。高校時代からスター選手として鳴らし、2009年にNCAAの名門イリノイ大学に進学。年間で16回のQBサックを記録した3年生時にはオールアメリカに選出された。2012年のNFLドラフトでヒューストン・テキサンズから1巡（全体の26番目）指名を受けてプロ入り。テキサンズでのポジションはOLB。NFL最高守備選手賞3回受賞の名手J.J.ワットとともにテキサンズが誇るパスラッシュの中核をなした。2015年には自己最多となる12サックを記録。昨年はグリーンベイ・パッカーズに移籍し、今年4月に引退を表明した。NFL生活10年で通算107先発を含む147試合に出場、389タックル、 65サック、 2インターセプト、14回のファンブル誘発、９回のファンブルリカバーを記録した(プレーオフを含む)。
プライベートでは大の日本食通で、日本酒も好む。シェフになりたいという希望を持つほど料理の腕前も高く、自身のSNSでは様々な料理を作っては披露している。また、しょう害を持っていたり支援が必要であったりする子供やその家族を支援する「WithMerci Foundation」を設立している。