CFLウィニペグ・ブルーボマーズOL町野友哉選手が公式戦初出場　日本人選手6人目

【Winnipeg Blue Bombers】
カナダのプロフットボールリーグ・カナディアンフットボールリーグ（CFL）のウィニペグ・ブルーボマーズに所属する町野友哉選手（富士通フロンティアーズ）が26日、レギュラーシーズン第12週のカルガリー・スタンピーダーズ戦に出場した。CFL挑戦2年目の町野選手が公式戦に出場するのはこれが初めて。日本人選手としてはチームメートの丸尾玲寿里選手（パナソニック インパルス）、山﨑丈路選手（オービックシーガルズ）、李卓選手（オービックシーガルズ）、佐藤敏基選手（富士通）、山岸明生選手（富士通）に続き6人目で、昨年のグローバルドラフトで指名された選手がすべて出場を果たしたことになる。

町野選手はレフトガード（LG）の2番手に登録され、スペシャルチームで出場した。また、この試合では丸尾選手も出場し、日本人選手が同じチームで同時にフィールドに立つという初の快挙が実現した。丸尾選手のツィートによればブルーボマーズではもう一人グローバル選手がこの試合で出場し、3人のグローバル選手が同時出場した。これもCFLでは初めてのことだという。

昨季優勝のブルーボマーズは現在リーグトップの10勝1敗と好調だ。同じウェストディビジョンでは2位のBCライオンズに2勝差をつけている。

今季のCFLには町野、ラインバッカー（LB）丸尾両選手のほかランニングバック（RB）李選手（モントリオール・アルエッツ）、キッカー（K）／パンター（P）佐藤選手（トロント・アーゴナーツ）が2年目のシーズンに挑戦中。丸尾選手はここまで10試合に出場し、第7週のエドモントン・エルクス戦では日本人初となるクオーターバック（QB）サックを記録した。李選手は４試合に出場している。

【Winnipeg Blue Bombers】

CFLは21週間のレギュラーシーズンのちょうど折り返し地点だ。プレーオフは11月6日にディビジョンセミファイナル、13日にディビジョンファイナルが行われ、王座決定戦である第109回グレイカップは11月20日に行われる。

CFLの試合はオンデマンドで視聴が可能。グレイカップまで全試合が視聴可能な「オールアクセス」（＄99.99、約13,742円）、レギュラーシーズンゲームのみ視聴できる「レギュラーシーズン」（＄79.99、約10,991円）、特定の1チームのレギュラーシーズンゲーム限定の「チーム」（＄29.99、約3,150円）の各パッケージが用意されているほか、1試合ごとに＄4.99（約686円）で購入できる。