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新リーグ編成のX1 Super12チーム首脳陣が集結 秋季リーグ戦開幕前プレスカンファレンス

2022年09月01日(木) 20:24


Xリーグは、9月3日のX1秋季シーズン開幕を前に秋季公式戦開幕前プレスカンファレンスを開催した。9月10日から開幕するX1 Superの各チームから監督、ヘッドコーチ、ゼネラルマネージャー(GM)ら計12名(オンライン4名含む)が参加し、来る新シーズンに向けて意気込みを語った。

今季は従来の8チームから12チームに拡張し、2ディビジョンに分かれてリーグ戦を実施する新リーグ編成となったX1 Super。リーグ戦はディビジョン内の総当たり戦で各チーム5試合を戦い、各ディビジョンの上位4チームずつ、計8チームがライスボウルトーナメントに進む。そして、来年1月3日のアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第76回ライスボウルで社会人王座を決定する。

昨シーズンに2年ぶりのリーグ制覇を飾った富士通フロンティアーズの山本洋ヘッドコーチ(HC)は、「リーグ編成が新しくなったので、久しぶりに、また新しく対戦するチームがいるのでしっかりと準備をすることを優先してやっていきたい。(他チームの)新外国人選手をしっかり研究しながら良い準備を進めていきたい」と、連覇に向けて準備に余念がない。

その富士通に連覇を阻まれたオービックシーガルズの大橋誠HCは、「春、夏を通じてチーム内競争を大きなテーマとしてやってきた。Xリーグ登録選手のうち45名が3年目以下の選手。皆さんが注目する選手は、ベテランや名の通った選手だが、実はチームの屋台骨を支えるのはこういった3年目以下の選手たちなので、今季はこれらの若い選手がどれだけ活躍するかがチームのポイントになってくる。若い選手に注目してほしい」とフレッシュな力に期待をこめていた。

昨季ライスボウル準優勝など近年はあと一歩で涙を飲んでいるパナソニック インパルスの荒木延祥監督は、「今シーズンは何とか結果を残したい。チームが勝つことも重要だが、今の子供たちが憧れるリーグでないといけないので、周囲が憧れをもってもらえるような選手や人物を育成したい」と今季は捲土重来を期す。

5年ぶりに現場復帰するIBM BIG BLUEの山田晋三監督は、「リフレッシュした感覚。ケビン・クラフトHCが言う、常に自分たちのベストを尽くす、ということを大切に取り組んでいる。注目選手はたくさんいるが、(ランニングバックの)ジュレル・プレスリーはかなりすごい。NFLに近い選手です」と腕をいぶす。また、X1 Super 4年目で着実に力をつけてきている東京ガスクリエイターズの板井征人ヘッドコーチは、「ライスボウルトーナメント進出」を今季の目標に掲げる。

ノジマ相模原ライズを率いて2年目の城ケ滝一朗HCは、「新戦力が入ってきてかなりいい感じで秋に臨めることを実感している。(富士通から加入した)宜本潤平が日本一のマインドをチームにたたきこんでいる。日本一を目指して頑張っていきたい」と悲願のリーグ優勝を目指す。

今季からエレコム神戸ファイニーズの指揮を執る時本昌樹HCは、「春に多くの引退者を出して少ない人数からのスタートだったが、春を通じて多くの新人や外国人に参加してもらうことでそれなりの戦力が整った。試合に見に来てもらっている方々にワクワク感動してもらえるような試合をしたい」とはつらつと抱負を語った。

そして、コロナウイルス関連の影響で2年前はシーズン不参加、昨年も4試合を棄権するも、今季は3年ぶりに開幕戦から参戦するオール三菱ライオンズ。林顕HCは、「準備の部分はまだまだだが、開幕に向けて残りの時間を準備に充てて最高の状態で開幕に挑みたい」と準備期間が足りない中でも全力を尽くすことを誓う。

また、今季から昇格する4チームの指揮官も思い思いに今季の意気込みを語る。日本一に4度輝いたこともあるアサヒビールシルバースターはコロナ禍に3年間翻弄されながらも、ついにX1 Super昇格を果たしたチーム。そんな古豪の指揮官を務める44歳の有馬隼人HCは、「20代前半の選手、若いコーチもそろって総合的な戦力が上がってきている。開幕戦から100%アクセル全開で挑戦していきたい」と若さをアピール。アサヒ飲料クラブチャンレンジャーズの正重高志HCは、「チーム名の通りチャレンジする。覚悟を持って、諦めずに泥臭いプレーをする」と、総力戦で久しぶりのトップリーグに挑む構えだ。

わずか創部5年目で、九州から初のX1 Super所属チームとなったotonari福岡SUNSの代表も兼任する吉野至HCは、「(Xリーグに登録する)65人中30名が九州出身。地方出身選手をX1 Superの舞台にあげられたことがうれしく光栄に思う。これまでとは次元が違うリーグだが、初戦からチームをピークに持っていく」と第1節のオービック戦から全力投球する構えだ。

同じく地方を本拠とし、新潟県胎内市にホームを移す胎内ディアーズの志田竜也ゼネラルマネージャーは、「胎内市を中心に地域貢献、地域創生といったところに少しでも寄与しながらアメリカンフットボールを活動する地域を広げていきたい」と地方からの躍進を誓った。

注目のX1 Areaは9月3日に、X1  Superは9月10日に熱戦の幕が開ける。

2022年度のリーグ編成については下記の通り。

  1. X1 Superは2ディビジョン制12チーム編成とし、Division AとDivision Bに分かれてリーグ戦を行う。リーグ戦はディビジョン内総当たり戦で各チーム5試合を戦う。
  2. ポストシーズンは日本選手権ライスボウルを頂点とする「ライスボウルトーナメント」に再編。リーグ戦終了時の両ディビジョンの上位4チームずつ、計8チームがライスボウルトーナメントに出場する。
  3. 昨年度から「アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯ライスボウル」が社会人の日本一を決める王座決定戦となった。ライスボウルトーナメントを制するチームが日本一となる。
  4. X1 Areaは8チームによる総当たりのリーグ戦。リーグ戦終了時のX1 Area上位2チームがSuperとの入替戦に進出する。