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【X1 Super】アサヒビールシルバースターが一番乗り! オール三菱ライオンズを下して昇格組で初勝利

2022年09月12日(月) 16:47

X1 Superレギュラーシーズン開幕節第2日は11日、オール三菱ライオンズとアサヒビールシルバースターが富士通スタジアム川崎で対戦。X1 Areaから昇格してきたアサヒビールは、24対14でオール三菱を下し、うれしいX1 Super初勝利を挙げた。

先制したのはアサヒビールだった。オール三菱のファーストドライブを止めたアサヒビールは、新戦力のクオーターバック(QB)ジミー・ロックレイの33ヤードパスで相手陣まで前進すると、敵陣30ヤード地点からランニングバック(RB)川村洋志がオール三菱守備をするするとかわしてそのままエンドゾーンまでボールを運び先制点を挙げた。

対するオール三菱は、新加入のQBジョン・ギブスJr.がタイミングの早いパスをテンポ良く投げ分けオフェンスを指揮。レッドゾーン内まで侵入すると、最後は自らボールを持ってエンドゾーンまで駆け込み、試合を振り出しに戻した。

追いつかれたアサヒビールはフィールドゴールで勝ち越しに成功すると、第2クオーター序盤にはQBロックレイがエンドゾーン内左でボールを待ち構えるWR福田亮佑へロングパス。WR福田は相手守備のマークをものともせずにボールをしっかりキャッチして、アサヒビールがリードを10点に広げた。

その後はターンオーバーの連続でお互いに得点が動かず。アサヒビールのリードで前半を折り返した。

後半に入ると、お互いに攻め手を欠いてこう着状態。第3クオーターは両軍無得点に終わり、勝負の行方は最終クオーターへ持ち越された。


10点ビハインドのオール三菱は、QBギブスが快足を飛ばして左サイドを駆け上がる79ヤードのタッチダウンランで3点差に迫る。ここからは、開幕戦勝利に対してお互いの意地と意地のぶつかり合いで熱のこもった攻防戦が展開されたが、アサヒビールの勢いが上回った。RB川村が中央を突いて相手守備のタックルにも倒されずに66ヤードの独走ラン。アサヒビールは、エースランナーの2つ目のタッチダウンランで待望の追加点を挙げた。

リードを10点に再び広げたアサヒビールは、残り33秒に敵陣ゴール前でファンブルして攻撃権を喪失。一瞬ヒヤリとさせたが、ディフェンスが踏ん張りそのまま逃げ切った。アサヒビール勝利の立役者となったRB川村は、10回115ヤード、2タッチダウンの大活躍だった。

一方、開幕黒星スタートとなったオール三菱は、QBギブスがランで2タッチダウンと奮闘するも、パスでは35回中24回成功、170ヤード、1インターセプトと精彩を欠いた。