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【X1 Area】富士フイルム対三菱商事の対戦は異例の「雨天コールド」 富士フイルムが今季初勝利

2022年09月18日(日) 16:05

X1 Area第2節、「新習志野シリーズ」の第2日は18日、台風14号の影響で大雨の降る千葉県習志野市の第一カッターフィールドで行われたが、雷のために前半終了時点で主催団体の日本社会人アメリカンフットボール協会(NFA)が試合続行を断念する判断を下し、そのまま終了した。規定により、前半終了時点で試合が成立するため、キッカー(K)安達絹心の37ヤードフィールドゴールで得点した富士フイルムミネルヴァAFCが3対0で勝利した。

富士フイルムは今季初白星で朝倉孝雄新ヘッドコーチのXリーグでの初勝利となった。三菱商事Club TRIAXは0勝2敗となった。


試合前から激しい雨が降ったり止んだりを繰り返し、時折雷鳴もとどろく悪天候だった。第1クオーターだけで雷のために2回、合わせて1時間を超える中断。第2クオーターには選手がフィールド上で倒れるたびに水しぶきが上がり、滑りやすい状態だった。両チームともにタックルミスやロングスナップのミス、パントリターン時のマフ(キックされたボールのキャッチミス)などが起こり、ドライブが滞る場面が続いた。

前半が終了した時点で、NFA役員と審判が協議し、雷を含む悪天候の改善が見込めないため試合の続行を断念した。前半が完了して試合は成立しているので、富士フイルムが勝ち点3を獲得し、試合での記録も正式なものとなる。三菱商事のディフェンスライン(DL)徳原靖也は第1クオーターにターゲティングの反則で資格没収となったが、試合が成立したため次節は出場できる。Xリーグでは前半の資格没収となった選手はその試合の後半に、試合の後半で資格没収となったときには次戦の前半に出場できない。