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【X1 Area】富士フイルム、警視庁とのロースコアゲーム制して2連勝

2022年10月01日(土) 18:27

X1 Areaレギュラーシーズン第3節は1日、警視庁イーグルス対富士フイルムミネルヴァAFCの一戦が富士通スタジアム川崎で実施された。ロースコアとなったゲームは、富士フイルムが13対10で勝利した。2連勝の富士富士フイルムは2勝1敗とした。対して、連敗の警視庁は1勝2敗で黒星先行となった。

1勝1敗チーム同士の対戦は、パントの応酬で攻め手を欠き、互いにフィールドゴールを1本ずつ成功させて前半を折り返した。

しかし富士フイルムは、後半最初の自陣36ヤードから始まったドライブで、この日計103ヤードを記録して好調だったラン攻撃を軸にボールを進め敵陣まで侵攻。タッチダウンこそ奪えなかったが、キッカー(K)安達絹心が42ヤードのフィールドゴールをきっちり沈めて勝ち越しに成功した。

3点をリードした富士フィルムは、すかさず警視庁の攻撃をスリーアンドアウトに抑えて攻撃権を得ると、敵陣40ヤードからのシリーズではクオーターバック(QB)鈴木貴史の短いパスなどでリズム良くボールを進め、最後は司令塔からワイドレシーバー(WR)桑原司への15ヤードタッチダウンパスがヒットして加点した。

前節に敗れて何としても連敗を避けたい警視庁は、QB齋藤詩伸がパスと自らのランでゲインしてオフェンスをけん引すると、ラストもWR恒吉幸紀に15ヤードタッチダウンパスをヒットした。

3点差に詰め寄られた富士フイルムは、続くシリーズをスリーアンドアウトに封じられ、思うように時間を消費できず。試合時間残り1分、敵陣22ヤードからのドライブではフィールドゴール圏内まで進まれる可能性もあったが、ここでラインバッカー(LB)益本有人が値千金のインターセプト。富士フイルムは失点の芽を摘み取り、前節に続き白星を手にした。