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【X1 Area】PentaOceanパイレーツがバランスアタックで富士フイルムに逆転勝ち 次節電通と全勝対決へ

2022年10月16日(日) 16:58

X1 Area第4節最終日は富士通スタジアム川崎で1試合が行われ、PentaOceanパイレーツがランとパスのバランスのとれたオフェンスを展開し、富士フイルムミネルヴァAFCに24-13で勝利した。パイレーツは開幕から負けなしの4連勝。昨季にさかのぼれば連勝は6となり、昨年の10月10日を最後にリーグ戦では負けを経験していない。一方の富士フイルムは2勝2敗で、X1 Superとの昇格戦出場権争いで一歩後退した。

序盤は両チームのディフェンスが踏ん張り、パントの応酬となった。そのスコアレスの均衡を破ったのは富士フイルムだった。第1クオーターの9分9秒にクオーターバック(QB)鈴木貴史からワイドレシーバー(WR)桑原司への36ヤードタッチダウンパスが決まって7-0と先制した。

パイレーツはK赤津裕之の27ヤードフィールドゴールのみの得点に終わって前半を終了した。

後半に入るとパイレーツのオフェンスが急速にリズムをつかみ始める。QB西澤凌介のパスやランニングバック(RB)柴田健人、草野公平のランなどでスムーズにドライブを進め、5プレーでボールをエンドゾーンまで運んだ。

その後も富士フイルムの攻撃を第4ダウンギャンブル失敗に追い込んで攻撃権を取り返すと、ゴール前4ヤード地点での第4ダウン&ゴールの場面でプレーを敢行。柴田のパワーを生かしてエンドゾーン左に飛び込んで点差を10点とした。

第4クオーターにもフィールドゴールで加点して点差を広げ、富士フイルムの追い上げを振り切った。

パイレーツは次節(10月30日)にこちらも全勝の電通キャタピラーズと富士通スタジアム川崎で直接対決を迎える。