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松井理己選手がNFL IPPの選考から外れる 自身がTwitterで報告

2022年11月11日(金) 10:43

富士通フロンティアーズのワイドレシーバー(WR)松井理己選手(上段写真右)は10日、自身のTwitterを更新して「今回のIPPの選考から外れました」と投稿した。NFLから連絡を受けたとのことで、今年度のNFL IPPプログラム(NFLの国際人材発掘プログラム)の候補生に選出されないことを報告した。

NFLはまだNFL IPPプログラムの候補生について正式な発表はしていない。

松井選手はTwitterで「自分で言うのもあれですが、これでも無理か!! 厳しいのはわかってたけど、厳しすぎる」と心情を吐露。NFL側は理由としてすでに25歳となっている松井選手の年齢や英語のコミュニケーション力、フィジカル面、NFL IPPプログラムにおけるWRの需要をあげたという。

松井選手は10月上旬にロンドンで行われたNFLインターナショナルコンバインに招待され、40ヤード走で4.41秒の好タイムを出していた(NFLは正式記録を非公表)。3月に行われたNCAA対象のNFLコンバインに照らし合わせてもWRで32人中9位タイの好結果なだけに、IPPプログラム候補生としてアメリカでの3ヵ月のトレーニングセッションに招待される可能性があった。

松井選手は「全力を尽くしたので後悔はないですが悔しい気持ちはあります」としながらも「NFLに行くのは、本当に難しいことですが、求められる可能性のある若い選手は、感じることも多いですし、日本のフットボール界のためにも是非挑戦してほしいです!」と後進に向けてNFL IPPプログラムへの挑戦を促すメッセージで投稿を結んでいる。

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