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【甲子園ボウル】関西学院大学ファイターズが早稲田大学ビッグベアーズを破り、最多33回目の優勝

2022年12月18日(日) 16:55

大学アメリカンフットボールの日本一を決める全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」は18日、関西代表の関西学院大学ファイターズと関東代表の早稲田大学ビッグベアーズが対戦。関学大が34‐17で勝利し、学生日本一に輝いた。

関学大の甲子園ボウル優勝は史上最多33回目で、大会史上3例目となる5連覇(最多タイ)を果たした。

試合序盤は両チームともにディフェンスが奮闘し、パントの応酬が続いた。先にスコアボードに点を刻んだのは関学大。第2クオーターにキッカー(K)福井柊羽(4年)が2本のフィールドゴールを成功させて6-0とリードした。早稲田大も前半最後のプレーで曾木聡(3年)の37ヤードフィールドゴールで得点して試合を折り返した。

後半になると関学大が一気に攻勢に出る。ランニングバック(RB)伊丹翔栄(2年)が2本、前島仁(3年)が3本のタッチダウンをランで奪い、点差を広げた。

追いすがる早稲田大はRB花宮圭一郎(3年)が2つのタッチダウンランで反撃するが及ばなかった。

甲子園ボウルMVPには関学大RB前島が選ばれ、年間最優秀選手のミルズ杯には同大ディフェンスライン(DL)のトゥロターショーン礼(3年)が輝いた。