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【春季交流戦・海老名市長杯】新生・富士フイルム海老名が地元で初のホームタウンゲーム 歴史的な初戦で白星ならず

2023年05月04日(木) 19:58

X1春季交流戦は4日、X1 Areaの富士フイルム海老名Minerva AFCとX1 Superのノジマ相模原ライズが、海老名運動公園陸上競技場で対戦した。「海老名市長杯」と銘打たれ、海老名市初のアメリカンフットボールの試合となった歴史的な一戦は、前半に11点リードしたノジマ相模原が後半に入ってもリードを保ち、17対3で勝利した。新チームとなった富士フイルム海老名は、初陣を白星で飾ることができなかった。

神奈川県海老名市および海老名商工会議所と三者包括連携協定を締結した富士フイルム海老名が行う初のホームタウンゲーム。初夏の爽やかな日差しに誘われ、海老名市に生まれたおらが街のチームの雄姿を一目見ようと多くのファンが詰めかけ、スタンドは立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。

先制したのは、昨季ライスボウルトーナメントに駒を進めたノジマ相模原だった。今年で来日4年目を迎えるクオーターバック(QB)カート・パランデックが、フィールド中央をエンドゾーンに向かって縦へ走っていたワイドレシーバー(WR)伊藤圭吾へドンピシャの29ヤードタッチダウンパスをヒット。春初戦から精力的にフィールドで躍動したエースの活躍で、ノジマ相模原がオープニングドライブで幸先良く先取点を挙げた。

さらにノジマ相模原は第2クオーター6分10秒には、パランデックの後を継いだQB小林貴紀がキープから中央を突いて51ヤードを独走。そのままエンドゾーンまでボールを運び、加点した。

一方、新しい船出となった富士フイルム海老名は、X1 Superの強豪相手に敵陣ゴール前10ヤードまで進む場面も見られたが、なかなか得点につながらず苦しい展開。それでも前半終了間際には、自陣34ヤードから粘り強く歩を進め、最後は新人キッカー(K)大野郁也が39ヤードフィールドゴールをきっちり沈めて、海老名市をホームとするチームの記念すべき初得点を刻んだ。

後半に入ると、得点はノジマ相模原のフィールドゴールによる1本のみ。それでも、春季初戦に関わらず両チームとも攻守で気合の入ったプレーを披露し、満員の観客を喜ばせた。

春初戦を白星発進したノジマ相模原は、ルーキーのランニングバック(RB)吉澤祥が、走っては94ヤード、捕っても4回36ヤードとバーサタイルぶりを遺憾なく発揮した。一方、惜しくも敗れてしまった富士フイルム海老名だが、格上相手に2つのインターセプトを奪うなど、守備陣が奮闘した。

【撮影:小座野容斉】