【グリーンボウルチャレンジ】攻守かみ合ったアズワンブラックイーグルスが名古屋サイクロンズを破って優勝

チャレンジボウル決勝戦は20日、大阪府吹田市のMKタクシーフィールドエキスポで行われ、3つのインターセプトのうち2つをタッチダウンに結び付けたアズワンブラックイーグルスが名古屋サイクロンズを24対10で下して優勝を飾った。

昨季優勝の名古屋が第1クオーターにフィールドゴールで先制したが、アズワンはすぐさまランニングバック（RB）坂井佑史郎のラッシングタッチダウンで逆転。第2クオーターにはクオーターバック（QB）渡邊貴信も自らのランでタッチダウンを上げて点差を広げた。

追い上げる名古屋は前半終了14秒前にQB是澤太朗からワイドレシーバー（WR）藤田陸への16ヤードタッチダウンで4点差にまで迫ったが、反撃もここまでだった。第3クオーターは両チームとも特典がなく、最終クオーターにアズワンが10得点を加えて逃げ切った。

記録上は名古屋がアズワンをトータルオフェンスで65ヤード、攻撃時間で3分以上上回ったが、ターンオーバーで奪った攻撃機会をタッチダウンに結び付けたアズワンに軍配が上がった。