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【神戸ボウル】神戸ボウルでライスボウルの再戦が実現 パナソニックインパルスと富士通フロンティアーズが6月10日に神戸王子スタジアムで再び激突

2023年06月07日(水) 19:15

春季恒例の交流戦「神戸ボウル」でライスボウルの再戦が実現する。

今年の神戸ボウル(10日(土)14時キックオフ)はパナソニック インパルスが神戸市王子スタジアムに富士通フロンティアーズを迎えて開催される。この組み合わせは過去2年のアメリカンフットボール日本選手権ライスボウルと同じだ。いずれも僅差で富士通が勝利を収めて日本一に輝いている。

日本のアメリカンフットボールの最高峰を争った2チームが再び火花を散らす。9月からの秋季リーグ戦を見据えた重要な一戦だ。

今春のパナソニックはグリーンボウルトーナメントで2連覇を達成。2試合合計で63対21と、対戦したotonari福岡SUNSとエレコム神戸ファイニーズを圧倒している。オフェンスをけん引するのはグリーンボウルMVPの石内卓也と荒木優也の二人のクオーターバック(QB)だ。これまでに石内は3つ、荒木は2つのタッチダウンパスを成功させている。この二人から繰り出すパスがワイドレシーバー(WR)木下統之、木戸崇斗、小倉豪、桑田理介、そして2年ぶりにチームに復帰したレオンシャ・フィールズの力を存分に引き出す。

ランではミッチェルビクタージャモー、立川玄明、藤本拓弥といった強力なランニングバック(RB)陣に立教大出身の新人若月要が加わった。

守備では背番号を49から1に変更したラインバッカー(LB)の青根奨太、LB小西憂、ディフェンスライン(DL)清水澪寿らを中心とした堅い守りは健在だ。今春は計6つのインターセプトを記録しているなどパス守備も好調で、ジョシュア・コックス、ワイズマンモーゼス海人らに加え新人西田健人(立命館大)がバックフィールドを固める。

対するライスボウル王者富士通フロンティアーズは春のパールボウルトーナメント準決勝でノジマ相模原ライズに敗れて「秋春連覇」を逃した。連敗で春季シーズンを終えるわけにはいかず、急ぎチームを立て直して神戸ボウルに臨む。

絶対的エースの髙木翼は今春はまだ出場がなく、大内勇と濱口真行の、ともに関西大出身の若手QBが司令塔を務めている。新人の濱口はノジマ相模原戦で被インターセプト4を喫して社会人リーグの洗礼を受けた形だが、それでも3つの得点ドライブを完結したことは自信になったはずだ。

パールボウルトーナメント1回戦の電通キャタピラーズ戦が大雨の中での試合だったこともあり、今春の富士通オフェンスはグラウンドアタック(地上戦)が多い。オールXリーグ選出の山下公平、大久保壮哉、臼井直樹、郭宇寧らがそろうオフェンスライン(OL)のブロックは強力で、三宅昴輝、香川将成、新人の横川豪士(立命館大)らRBの走路を確保する。

レシーバーでは今年1月のライスボウルで逆転のタッチダウンパスキャッチをしたWR小梶恭平、CFLコンバインにも招待された新人宮澤稜(桜美林大)に注目だ。

守備でも若手の台頭が目立つ。ディフェンスバック(DB)阿部裕介やLB前野太一はタックル数でチーム上位にランクする。前野(太)と新加入のブロンソン・ビーティーはいずれも春季公式戦でインターセプトを記録している。こうした若手にDLジョー・マシス、DB井本健一朗、ライスボウルで2インターセプトをマークして勝利に大きく貢献したDB高岡拓稔らが加わって守備を固める。

春季ということもあり、両チームとも新戦力の選手が多く出場することが予想される。秋に向けた戦力整備が最重要課題ではあるが、ホームのパナソニックはライスボウルのリベンジを目指し、ビジターの富士通は前節の負けを払しょくするためにも勝利を得たい。どちらにとっても負けることの許されない一戦となる。