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【神戸ボウル結果速報】パナソニック インパルスと富士通フロンティアーズのライスボウル再戦は引き分けで両者優勝
2023年06月10日(土) 17:01
2023年度の神戸ボウルは10日、神戸市王子スタジアムで行われ、パナソニック インパルスと富士通フロンティアーズが対戦した。神戸ボウルでは初のXリーグ所属チーム同士の対戦となり、過去2シーズンのライスボウルと同じ顔合わせとして注目された試合は、ともにディフェンスがエンドゾーンを死守して3対3の引き分けで決着し、両者優勝となった。
試合のMVPはパナソニックのキッカー/パンター(K/P)小林真大が、MIPには富士通のK/P納所幸司が選ばれた。
近年の秋のリーグ戦では圧倒的な得点力を誇るパナソニックと富士通だが、この試合ではディフェンスのビッグプレーが連発した。ホームのパナソニックは計4回のクオーターバック(QB)サック、2回のインターセプトを記録。一方の富士通も4サック、1インターセプトで応酬した。パスディフェンス(パスカット数)は両チームとも7を記録した。両チーム合計3つのインターセプトが発生したのはいずれも3対3で迎えた第4クオーターで、わずか2分余りの間に目まぐるしく攻守が入れ替わる場面もあった。
先制したのはパナソニックで、第3クオーターにK佐伯栄太が26ヤードのフィールドゴールを成功。その約4分後に富士通が納所の30ヤードフィールドゴールで追いついた。しかし、両チームともにオフェンスでは決め手を欠き、エンドゾーンを攻略するには至らなかった。