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【交流戦】相模原開催試合は地元ノジマ相模原ライズがotonari福岡SUNSに劇的な逆転勝利

2023年06月24日(土) 16:22

X1 Superの交流戦は24日、神奈川県相模原市の相模原ギオンスタジアムで行われ、地元のノジマ相模原ライズが第4クオーター終盤の逆転でotonari福岡SUNSを24対21で下した。

両チームにとって春季最後の試合となるこの試合は、残り10秒まで勝敗の行方が分からないシーソーゲームとなった。先制点をあげたのはノジマ相模原だったが、試合のペースを握ったのはotonari福岡だった。

ノジマ相模原がクオーターバック(QB)小林貴紀からワイドレシーバー(WR)伊藤圭吾への16ヤードタッチダウンパスで7-0とリードした約1分30秒後、今度はotonari福岡のQB西山雄斗がWR岩永悠暉に77ヤードスコアリングパスをヒット。第2クオーターにも西山がWR和田俊亮へのタッチダウンパスで14-0と逆転に成功した。

ノジマ相模原は前半残り1分6秒でWR隆治Michael Vandeusenがエンドゾーン内でQB小林23ヤードパスをキャッチしてタッチダウン。トライフォーポイントのキックは外れたが、第2クオーター最後のプレーでキッカー(K)佐藤太希の48ヤードフィールドゴール成功で16-14とリードを奪ってハーフタイムを迎えた。

otonari福岡の西山は第3クオーターにこの日3本目となるタッチダウンパスをWR城代慈英に通し、21ー16と逆転に成功する。

試合はこのまま両チームともに得点のないまま第4クオーターの終盤を迎えた。ライズは残り2分を切ってゴール前16ヤードでファーストダウンという絶好のチャンスを迎えるが、QB馬島臨太郎がスクランブルの際にタックルを受けてファンブル。このボールをotonari福岡が抑え、この日4つ目のターンオーバーで攻撃権を奪い返した。

しかし、続くotonari福岡のポゼッションでQB西山が痛恨の被インターセプトを喫してしまう。このチャンス逃さず、ノジマ相模原はQB馬島からWR明松大雅へのタッチダウンパスで逆転した。さらに2ポイントコンバージョンも成功させて、24-21と3点差をつけた。

粘るotonari福岡は残り1分4秒で自陣25ヤードからオフェンスをスタート。ノジマ相模原の2回のパスインターフェアランスの反則にも助けられ、ゴール前2ヤードでファーストダウンという絶好のチャンスを得る。

ところが、タッチダウンを狙った西山のパスはノジマ相模原のラインバッカー(LB)笹尾健が値千金のインターセプト。終盤のotonari福岡の攻撃をかわしたノジマ相模原がそのまま逃げ切った。

編注:記事初出の際にライズQB馬島臨太郎選手の名前が誤って表記されました。訂正してお詫びいたします。