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【X1 Area】X1 Super復帰を目指すオール三菱ライオンズが快勝スタート 品川CC ブルザイズを42-27で破る

2023年09月02日(土) 16:56

X1 Areaの開幕節第3日目は川崎市の富士通スタジアム川崎と大阪府吹田市のMKタクシーフィールドエキスポでそれぞれ1試合が行われた。富士通スタジアム川崎では昨季X1 Superから降格したオール三菱ライオンズが品川CC ブルザイズに対して前半で42対6の大差をつけ、後半に追い上げを許したものの42対27で逃げ切った。

オール三菱は秋のリーグ戦では2019年の11月17日以来の白星となった。

序盤からオール三菱がペースを握った。チーム2年目となるクオーターバック(QB)ジョン・ギブスJr.が試合最初のオフェンスプレーでいきなり60ヤードを独走してタッチダウン。その後もギブスJr. からワイドレシーバー(WR)吉田幸祐、福田丈志へのタッチダウンパスやランニングバック(RB)で主将の中野哲也のランなどで着実に点を重ねた。前半の7回のポゼッションですべてボールをエンドゾーンに持ち込む猛攻だった。

一方の品川CCは新妻知晃が95ヤードのキックオフリターンタッチダウンでスコアボードに得点を刻んだ(2点コンバージョン失敗)。

品川CCが反撃を見せたのは第4クオーターだった。敵陣49ヤードという好ポジションからの攻撃でQB石井迅がWR羽深新の20ヤードのパスをヒットしてタッチダウン。続いてインターセプトで得たポゼッションでRB中台祐介がランで得点し、最後はQB南竹司からWR沖塩将弘への19ヤードタッチダウンパスが決まった。

しかし、前半の大差を挽回するには及ばず、万事休す。オール三菱は後半に得点できなかったが、大量リードに守られて白星発進となった。