ニュース

【X1 Area第3節見どころ】オール三菱と富士フイルム海老名が開幕3連勝をかけた全勝対決

2023年09月28日(木) 14:00

【2節連続でX1 Areaオフェンス部門の週間MVPを受賞しているオール三菱ライオンズQBジョン・ギブスJr.(右)】

X1 Areaは9月30日と10月1日の2日間に渡り、第3節の4試合が東西で実施される。注目はオール三菱ライオンズ対富士フイルム海老名Minerva AFCの全勝対決だ。

10月1日に富士通スタジアム川崎で対戦するオール三菱と富士フイルム海老名。両チームは、春のJr.パールボウルトーナメント2回戦で顔を合わせ、その時はディフェンスが機能した富士フイルム海老名が勝利した。この白星で勢いに乗った富士フイルムは、そのまま頂点まで登りつめた。ただ、この時のオール三菱には、クオーターバック(QB)ジョー・ギブスJr.が合流していなかった。

ギブスはここまで2試合を消化して、走っては248ヤードで3タッチダウン、投げても4タッチダウンの無双状態で、2節連続で攻撃部門の週間MVPに選ばれた。富士フイルム海老名戦でもランとパスで暴れまわることが予想されるだけに、富士フイルム海老名守備陣としては前線からラッシュをかけてギブスを慌てさせたい。

【RB山田大葵(右)にハンドオフする富士フイルム海老名Minerva AFCのQB鈴木貴史】

対する富士フイルム海老名は開幕からの2試合で25得点と、春からの課題だった攻撃力不足に悩んでいる。それでも、QB鈴木貴史はリーグトップの314ヤードを獲得。ゲインはできているだけに、ランニングバック(RB)山田大葵のランなどを効果的に織り交ぜ、相手守備をかく乱させたい。

開幕2連勝の警視庁イーグルスは、1勝1敗のアズワンブラックイーグルスと30日にMKタクシーフィールドエキスポで対戦する。警視庁の好調の要因は、強固なランプレーと鉄壁の守備だ。ランプレーの割合は、開幕からの2試合で攻撃プレーの67%を占める。守備では、前節で品川CC ブルザイズの攻撃を113ヤードに抑えたように、ここまで1試合平均喪失ヤードで200ヤードを下回っている。アズワン戦でも地上戦を制して、堅守で逃げ切りたい。

【警視庁イーグルスのタックルリーダーDB高橋遼太郎】

アズワンは、前節のPentaOceanパイレーツ戦では第1クオーターに9点をリードしながら、第2クオーターに10点を失いそのまま敗れた。敗因は、決定力不足か。第1クオーターの4度の攻撃機会のうち3度も敵陣25ヤード以内に入りながら、いずれもエンドゾーンまでが遠くフィールドゴールに終わった。ゴール前での決定力を上げて連敗を避けたいところだ。

前節で今季初白星のパイレーツは、開幕から未勝利のブルザイズと対戦。名古屋サイクロンズと三菱商事Club TRIAXは、今季初勝利をかけて激突する。

関連リンク

■来場案内
アズワンブラックイーグルス対警視庁イーグルス
PentaOceanパイレーツ対品川CC ブルザイズ
名古屋サイクロンズ対三菱商事 Club TRIAX
オール三菱ライオンズ対富士フイルム海老名 Minerva AFC
■チケット情報はこちら
■XリーグTV onアメフトライブ by rtvはこちら