ニュース

【X1 Area】攻守がかみ合ったPentaOceanパイレーツが品川CC ブルザイズを下し2連勝

2023年09月30日(土) 16:57

【2つのTDランを決めたPentaOceanパイレーツRB草野公平】

X1 Areaの第3節は30日、富士通スタジアム川崎でPentaOceanパイレーツ対品川CC ブルザイズの試合が行われた。試合は、攻守ががっちりとかみ合ったパイレーツが24対14で快勝し、2連勝で今季の戦績を2勝1敗とした。品川CCは開幕3連敗。

パイレーツはオフェンスでは徹底した地上戦を展開した。「うちにはいいランニングバック(RB)がいるから」と川畑文人ヘッドコーチが述べたように草野公平が14キャリーで91ヤード、2タッチダウン、柴田健人が19回で50ヤードを稼ぎ、タイムコントロールの面でも品川CCより5分多い26分31秒を支配した。

【品川CCブルザイズQB川島渚をタックルするパイレーツDL宮崎陸(35番)と仲道祐介(69番)】

ディフェンスはディフェンスライン(DL)宮崎陸の4サック(35ヤードロス)を筆頭にDL赤石遼、ディフェンスバック(DB)白田幹らが堅い守備を見せて品川CCのオフェンスにリズムをつかませなかった。

先制したのはパイレーツだった。パントブロックからのリターンタッチダウンで7-0とすると、品川CCがRB須藤拓仁の60ヤードタッチダウンランで追いついた後もキッカー(K)水村真哉の37ヤードフィールドゴールや草野の2タッチダウンで点差を広げていった。

【第4QにTDパスを成功させた品川CCのQB川島渚】

品川CCは第4クオーターにクオーターバック(QB)石井迅からワイドレシーバー(WR)沖塩将弘への3ヤードタッチダウンパスで10点差に迫ったが、その後はオフェンスが得点ドライブを生み出せずに敗退した。