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【X1 Super第3節の見どころ】開幕2連敗同士のディアーズ対エレコム神戸 苦境からの脱出は攻守の地上戦がカギ

2023年10月06日(金) 14:58

【胎内ディアーズRB川村龍ノ介(中央)】

X1 Super第3節の胎内ディアーズとエレコム神戸ファイニーズが9日、富士通スタジアム川崎で対戦する。現在両チームともに開幕から2連敗と厳しい状況にあり、今季初勝利を目指して真剣勝負が繰り広げられる。

ディアーズは開幕から苦戦が続いている。特に、前節の富士通フロンティアーズ戦は、60失点とディフェンスが崩壊した。それでも、2試合で計3インターセプトを決めるなどポジティブな面も見逃せない。パス攻撃が得意なエレコム神戸相手にもビッグプレーを決めて、守備からリズムをつかみたい。

攻撃陣はクオーターバック(QB)加藤翔平に依存するところが大きいので、ランニングバック(RB)川村龍ノ介らがラン攻撃で奮起することが求められる。RB川村が開幕節で見せた84ヤードゲインの再現が期待され、その力強いランでエレコム神戸ディフェンスを揺さぶりたい。

【エレコム神戸ファイニーズDBアイゼアー・ピエール(左)】

一方のエレコム神戸も開幕から2連敗と苦しい状況だ。ライスボウルトーナメント4強に進んだ昨季から今季の飛躍が期待されていたが、第1節の富士通戦では地上戦で113ヤードを記録するなど好調な一方で、IBM BIG BLUE戦ではランが41ヤードに沈黙した。QBデビッド・ピンデルのパス獲得ヤードはリーグトップであるが、RB白神有貴らによる地上戦が再び爆発すれば、攻撃のバリエーションが広がり、ディアーズ守備を苦しめることだろう。

守備陣も2戦連続で30失点以上と課題が残っている。昨季のインターセプト王であるアイゼアー・ピエールとブランドン・マッキンニーの両ディフェンスバック(DB)が健在であることは頼もしいが、IBM戦で236ヤード喪失したラン守備の強化が急務だ。

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