9月21日(土)富士通スタジアム川崎
富士通フロンティアーズ (2勝0敗)vs ノジマ相模原ライズ(0勝2敗)
昨シーズンのリーグMVP、RBトラショーン・ニクソンと主将WR宜本潤平を負傷で欠き、得点力の低下が危惧された富士通フロンティアーズだったが、蓋を開けてみればIBMとパナソニックを相手に2試合で100点を挙げる猛攻。30の失点も大半は試合の大勢が決まってからのもので攻守に死角なしといった印象。一方ノジマ相模原ライズは開幕から2連敗。上位を狙うためにはこれ以上負けられない。試合が進むに連れて調子を上げてくる富士通に対し様子見は禁物。チャンスは序盤と見てまずは先制点を挙げたい。前節のパナソニックの先制ドライブに富士通攻略のヒントがありそうだ。
9月22日(日)第一カッターフィールド
オービックシーガルズ(2勝0敗)vs 東京ガスクリエイターズ(1勝1敗)
オービックシーガルズがホームタウン習志野で東京ガスクリエイターズを迎え撃つ。オービックは開幕2連勝中だが、前節のエレコム神戸戦は苦しんだ。前半にターンオーバーを連発。奮起した第3クオーターに4タッチダウンを奪って事なきを得たが、拮抗した試合では一つのミスが命取りになる。しっかりと修正したい。東京ガスは第2節でオール三菱ライオンズとの接戦を制し勢いに乗る。QBイカイカ・ウーズィー(#6)とDB下水流裕太(#37)が古巣オービックを相手にどんなプレーを披露するのか注目だ。
9月23日(月・祝)万博記念競技場
エレコム神戸ファイニーズ(1勝1敗)vs オール三菱ライオンズ(0勝2敗)
ここまで1勝1敗のエレコム神戸ファイニーズとまだ勝ち星のないオール三菱ライオンズとの一戦。エレコム神戸は2勝目を挙げてなんとしても上位戦線に残りたい。オール三菱は待望の今季初勝利を狙う。
既に両チームと対戦済みの東京ガスを物差しにすると、ディフェンスはエレコム神戸、オフェンスはオール三菱がやや有利ということになるだろうか。エレコム神戸は新加入したDLカーデル・ローリングス(#9)の活躍が目覚ましい。オービック戦でもチーム最多の7タックル・2サックを記録。早くも守備の核となっている。オール三菱は、リーグ随一の強力な守備フロントを持つオービック戦を被サック1で乗り切った安定感のあるパスプロテクションでQB斎藤圭(#9)を支えたい。
パナソニックインパルス (1勝1敗)vs IBMビッグブルー(1勝1敗)
1勝1敗同士の直接対決。2敗目を喫すると上位4チーム入りへ黄色信号が灯るため、ともに譲れぬ一戦。パナソニックインパルスは期待の新戦力が噛み合えば、王者富士通さえ手も足も出ないほどの力があることを前節で証明済み。試合までの残された時間でプレーの精度とメンタルコンディションをどこまで上げられるか。
IBMはノジマ相模原戦で負傷退場したQB政本悠紀(#2)のコンディションが心配だ。欠場ならば、ヘッドコーチを兼任するQBケビン・クラフト(#3)が穴を埋めることになる。パナソニックにとってはスカウティング材料が少ないクラフトへのスイッチはむしろ厄介だろう。もともと先発で力を発揮するタイプ。長きに渡りホットラインを形成するTEジョン・スタントン(#40)へのピンポイントパスの職人芸でパナソニック守備を翻弄したい。
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