【X1 Area 第2節】→チケット
9月15日(日)富士通スタジアム川崎
富士ゼロックスミネルヴァAFC vs 警視庁イーグルス
周到なゲームプランと確実なキッキングで、X1 Areaの三強の一角と見られたアサヒビールを相手に見事なアップセットを演じた富士ゼロックスと、堅調なランニングアタックでブルザイズとの接戦を制した警視庁の一戦。アサヒビール戦ではタッチダウンこそなかったがQB鈴木貴史(#12)のドライブ力が光った。確実にヤードを稼げるRB廣澤達也も頼りになるエース。警視庁は富士ゼロックスのキーマン2人を警戒しつつ得意のランプレーでボールコントロールに徹したい。勝負所でのプレーアクションパスの精度がポイント。
9月15日(日)エキスポフラッシュフィールド
アサヒ飲料チャレンジャーズ vs アサヒビールシルバースター
第2節最注目の「アサヒダービー」。開幕戦で富士ゼロックスに13-14で敗れたアサヒビールはもう一敗もできない背水の陣。敗戦ショックは小さくないだろうが、建て直しに期待したい。孤軍奮闘するLBアンソニー・ウォレス(#44)へのサポートとRBジョナ・ホッジス(#29)の復調が鍵。アサヒ飲料も試合終了間際のフィールドゴールで辛勝した前節を見る限り、本調子とは言いがたい。QBギャレット・サフロン(#8)が出場が待たれる。
みらいふ福岡SUNS vs ブルザイズ東京
前節で東海地区の古豪、名古屋サイクロンズを一点差で退けてX1 Areaデビューを果たしたみらいふ福岡。対するブルザイズ東京は警視庁に敗れるも力のあるところを見せた。みらいふ福岡はRBブランドン・ベリー(#41)が名古屋戦で17キャリー・189ヤード・2タッチダウンと大活躍。一回平均の獲得ヤードが11ヤードを超える強力ランナーにブルザイズはハードヒットと執拗なボールアタックで対抗したい。
9月16日(月・祝)富士通スタジアム川崎
明治安田PentaOceanパイレーツ vs アズワンブラックイーグルス
開幕戦で優勝候補と目されるアサヒ飲料を土俵際まで追い詰めたアズワンを明治安田が迎え撃つ。中央が強いアズワン守備に対し明治安田はQB西澤凌介(#2)とTE赤津裕之(#44)の二枚看板で挑む。西澤の足を絡めたテンポの良いバランスアタックで守備をストレッチして、綻びをピンポイントで突きたい。アズワンはパスの精度アップが鍵。
9月16日(月・祝)AGFフィールド
LIXIL DEERS vs 電通キャタピラーズ
X1 Areaの全チームの中で、開幕節において最も安定感のある試合運びをしたLIXIL。戦列復帰の QB加藤翔平(#9)のパス能力はやはり別格。WR前田直輝(#11)とのホットラインは依然リーグトップクラス。電通はAFCクレーンズに17-0で完封勝利を挙げたが、無得点に終わった前半に課題を残した。序盤から攻守ともに積極的に仕掛けて主導権を握りたい。
9月16日(月・祝)名古屋市港サッカー場
名古屋サイクロンズ vs AFCクレーンズ
開幕戦はみらいふ福岡に惜しくも敗れた名古屋だが、2回の2点コンバージョンを成功させるなど周到な準備に加えて勝負強さもうかがえる。ルーキーながら先発完投でパス成功率65%を記録したQB松原健太郎(#11)の引き続きの活躍に注目したい。AFCクレーンズは前節の前半においてタレントが揃う電通をシャットアウトしたように守備は力がある。スタッツリーダーのQB帆足梓(#10)、RB北詰修三(#24)、WR林絋之介(#81)がどこまでヤードを稼げるか。