ニュース

従来のスタイルを変えて大一番に挑むノジマ相模原の城ケ滝HC、最終節は「点を取りに行きます」

2023年10月31日(火) 10:00

【ノジマ相模原ライズオフェンスの「司令塔」QBカート・パランデック ©X LEAGUE】

「長かったです。しんどかったですけど、まだ先が消えたわけではないのでそれを心の支えに頑張ってきました」。

ノジマ相模原ライズの城ケ滝一朗ヘッドコーチ(HC)は、第4節の電通キャタピラーズ戦で初勝利を挙げた後に安堵の表情を浮かべた。

春のパールボウルトーナメントで準優勝に輝いたチームは、その勢いのまま秋シーズンを迎えると思われた。しかし、「気の緩みがあったと思います」と指揮官が明かしたように、開幕からまさかの3連敗を喫した。

それでも、城ケ滝HCはパナソニックインパルス、オービックシーガルズ、東京ガスクリエイターズに実力差で負けたと思っていない。原因を「自滅と気持ちの問題」と考えた指揮官は、3敗目を喫した後に選手を内面から変えることに苦心し、ハッパをかけ続けた。その甲斐もあって、第4節の電通キャタピラーズ戦では攻守で気合の入ったパフォーマンスで快勝した。

ようやく勝ち点3を手にしたノジマ相模原の最終戦の相手は、勝ち点6でライスボウルトーナメント(RBT)出場に向けて一歩先を行くアサヒ飲料クラブチャレンジャーズ。ノジマ相模原は、RBT出場には大量得点差での勝利が求められる。それだけに、城ケ滝HCはロースコアゲームを得意とする従来のスタイルを変えてまで大一番に挑む。

【厳しい表情で戦況を見つめるノジマ相模原城ケ滝一朗HC  ©X LEAGUE】

「いろんなプレーを用意して点を取りに行く試合にしたいと考えています。うちはロースコアが得意なチームなので、そこはガラッと変えて、気持ちも変えて、プレーのスタイルも変えて挑まないと得点差をつけて勝てるとは思いません。お互い必死の状態でやる試合ですから、どっちの気持ちが強いかという勝負になると思っています。気持ちで勝てるようなチーム作りをこの2週間でやっていきたいと思います」。

決戦の舞台は、ノジマ相模原のホームである相模原ギオンスタジアム。気持ちが入った“新生”ノジマ相模原が、地元ファンの目の前で良い報告ができるか。気合を全面に押し出した熱い戦いの期待が高まる。

【お詫びと訂正】
記事初出の際にはノジマ相模原の第4節の対戦相手が誤って表記されていました。正しくは電通キャタピラーズです。お詫びして訂正いたします。