ニュース

【X1 Super第5節の見どころ】勝てば自力で初のRBT進出が決まる東京ガスに今季初勝利を目指す電通が立ちはだかる

2023年11月02日(木) 11:30

【東京ガスクリエイターズQBテバカ・ツイオチ  ©X LEAGUE】

X1 Superの第5節、東京ガスクリエイターズと電通キャタピラーズの一戦が4日に横浜スタジアムで行われる。東京ガスは、この試合に勝てば初のライスボウルトーナメント(RBT)出場を自力で決められる。対する電通は、最終節で今季初勝利を目指して全力で対峙する。

東京ガスは、レギュラーシーズン最終節の電通戦に勝利すれば悲願のRBT進出が確定する。攻撃は得意のバランスアタックが機能すると、パナソニック インパルス戦でも善戦したように上位チームにも引けをとらない。そのカギを握るのが、クオーターバック(QB)テバカ・ツイオチとランニングバック(RB)星野凌太朗の2人だ。ともに第4節のオービックシーガルズ戦を欠場したが、電通戦に出場となればフレッシュな状態で挑むことができる2人にかかる期待は大きい。

【オービック戦でインターセプトを記録した東京ガスDB下水流裕太(左)  ©X LEAGUE】

守備では、ディフェンスバック(DB)森上衛が激しいヒットを武器にリーグ2位の22タックルをマーク。ラインバッカー(LB)カウラナ・アペルとDB下水流裕太は、的確な読みで相手の攻撃の芽を摘み取る。強豪パナソニック相手にワンタッチダウン差を演じる原動力となった守備からリズムを作り、攻撃につなげたいところだ。

【電通キャタピラーズRB遠藤集(右)  ©X LEAGUE】

一方の電通は、4試合で23得点とX1 Superの守備レベルに苦しんでいる。それでも、前節のノジマ相模原ライズ戦では、QBアーロン・エリスからワイドレシーバー(WR)小貫哲へのロングパスを起点にしてタッチダウンにつなげ、最高レベルでも通用することを証明した。東京ガス守備にも、QBエリスとWRラボン・ジョンソンのホットラインを軸に対抗したい。また、地上戦ではRB遠藤集の爆発力に期待し、エリスの負担を少しでも軽減したい。

【ディフェンダーとの競り合いの中でTDパスキャッチを成功させる電通WRラボン・ジョンソン(左)  ©X LEAGUE】

X1 Super初勝利に向けては、1試合平均49.5失点と崩壊している守備陣の奮闘がマストだ。リーグのサックリーダーのディフェンスライン(DL)藤本優臣を中心に前線からプレッシャーをかけて、東京ガスのバランスアタックを封じられるかが勝負の命運を左右しそうだ。

関連リンク

■第5節の結果によるプレーオフシナリオはこちら
■来場案内はこちら
■チケット情報はこちら
■XリーグTV onアメフトライブ by rtvはこちら