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【X1 Area】オール三菱がパイレーツに完封勝ちでX1 Area総合1位

2023年11月26日(日) 16:28

【第4QにTDパスキャッチを記録するオール三菱ライオンズTE長岡大和(左)  ©X LEAGUE】

X1 Area第7節は26日、富士通スタジアム川崎で残る1つの入替戦出場枠をオール三菱ライオンズとPentaOceanパイレーツが争った。クオーターバック(QB)ジョン・ギブスJr.が3タッチダウンに絡む活躍を見せ、オール三菱が24-0で勝利した。

この結果、オール三菱は7勝1敗でリーグ戦を終え、勝ち点18で富士フイルム海老名ミネルヴァAFCと並んだ。この2チームは直接対決でオール三菱が勝っているため、オール三菱が総合1位の座を獲得した。X1 Superとの入替戦では胎内ディアーズと対戦する。2位の富士フイルム海老名は電通キャタピラーズとの組み合わせて入替戦を戦う。

敗れたパイレーツは4勝3敗の勝ち点12でシーズンを終了。昨年に続く入替戦出場は果たせなかった。

【 パスキャッチのあと倒れこむオール三菱WR奥瀬寛太 ©X LEAGUE】

オール三菱はオープニングドライブでギブスJr.のランでタッチダウンを奪い、先制した。パイレーツもすぐに反撃し、ゴール前20ヤードまで攻め込んだもののフィールドゴールがブロックされて得点はできなかった。

さらにパイレーツはオール三菱のファンブルロストから攻撃権を得て、ゴール前29ヤードまでボールを進めたがここでもフィールドゴールが右にそれて失敗してしまう。

【タックルを受けるPentaOceanパイレーツRB草野公平  ©X LEAGUE】

前半をオール三菱リードの7-0で折り返した後、ギブスJr.はワイドレシーバー(WR)多田明憲とタイトエンド(TE)長岡大和にタッチダウンパスを成功し、その間にキッカー(K)木村奎介がフィールドゴールを決めるなど着実に点差を広げていった。

パイレーツは2試合連続の完封負けで、オフェンスに課題を残してシーズンオフを迎えることになる。