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Xリーグ西日本所属チームのコーチたちが中四国学生クリニックを開催 対面指導が5年ぶりに復活

2024年03月18日(月) 18:00

【試合形式の練習をする中四国学生連盟所属の選手たち ©X LEAGUE】

X1リーグの西日本に本拠地を置くチームが、中四国学生アメリカンフットボール連盟(以下、中四国学生連盟)の学生を指導する「中四国学生フットボールクリニック」が3月9‐10日に愛媛県大洲市の「国立大洲青年の家」で開催されました。

このクリニックは中四国学生連盟の依頼により、Xリーグの現役選手やコーチが技術指導を行うものです。2018年と2019年にも対面の合宿形式で行われましたが、その後は新型コロナウイルス感染の感染拡大を受けて中止となり、昨年と一昨年はオンラインによるクリニックにとどまっていました。今年は5年ぶりの対面開催となりました。

2日間にわたるクリニックでは、中四国学生連盟に所属する山口大、広島大、愛媛大、島根大、高知大、山口理科大の6大学から計81名の選手が参加しました。Xリーグではパナソニック インパルス、エレコム神戸ファイニーズ、SEKISUIチャレンジャーズ、otonari福岡SUNS、アズワンブラックイーグルス、TRIAXIS J-STARS、初田防災設備ホークアイから計9名コーチが指導にあたりました。

【Xリーグコーチの指導の下ポジション練習を行う中四国学生連盟の選手  ©X LEAGUE】

クリニックの内容はパート別練習、キッキング練習、スケルトン、1 on 1と多彩で、夜間にはポジションごとに分かれてレビューミーティングを行いました。

クリニックに参加したSEKISUIの桂雄史郎事務局長は「2日間の日程で各ポジションファンダメンタルの基本を中心に各ポジションコーチに指導して頂きました。初日のクリニックででた課題を夜のミーティングで解決し、2日目は初日よりも上達した選手が大半を占めていたように感じました。リーグ全体の課題として、やはり選手、スタッフ、コーチの人員が少ないことが一番の課題と感じました。各大学で勧誘活動を積極的に行い、一人でも仲間を増やして、より実戦に近い練習ができるように関係者全員で取りくんでいただくようメッセージを残しました」と述べています。

【選手のほかコーチ、トレーナー、マネージャーを含み約120名が2日間のクリニックに参加  ©X LEAGUE】

※日本社会人アメリカンフットボール協会(Xリーグ)では要望があればXリーグのコーチや選手による学生対象のクリニックを行ってまいります。ご要望があればXリーグのお問い合わせメール(info@xleague.jp)までご連絡ください。