パイレーツがX1 Area初挑戦のブルーサンダースに勝ってJPBT準決勝へ

【パスターゲットを探すPentaOceanパイレーツ新加入QB松岡修平（中央）　 ©X LEAGUE】

Jr.パールボウルトーナメント（JPBT）1回戦は12日、富士通スタジアム川崎で行われ、PentaOceanパイレーツが今季からX1 Areaに昇格したブルーサンダースを21対14のスコアで破って準決勝進出を決めた。

パイレーツはこのオフに30名近くの選手が引退または退団で離脱し、多くの新加入選手を迎えた新体制で試合に臨んだ。序盤は新チームの連携不足か攻守ともに精彩を欠き、その間にブルーサンダースがクオーターバック（QB） 舩戸怜郎からワイドレシーバー（WR）工藤眞輝への4ヤードタッチダウンパス成功で6‐0と先制した（トライフォーポイントは失敗）。

【タックルを受けながらボールキャリーするブルーサンダースRB舩戸怜郎（中央）　 ©X LEAGUE】

このスコアのまま後半を迎えたパイレーツは第3クオーターの6分28秒にQB 松田隆佑がWR平出敬太郎に4ヤードタッチダウンパスをヒットさせて逆転。さらにWR石原勇志のパントリターンタッチダウン、2番手QB松岡修平からWR岸澤淳之介へのタッチダウンパスで畳みかけて試合を決めた。

【ランでパスラッシュを交わすパイレーツ先発QB松田隆佑（左）　 ©X LEAGUE】

ブルーサンダースは先制タッチダウン後にモメンタムをつかみかけたが、後半のパイレーツの連続得点を阻止できず、X1 Areaでの初勝利はお預けとなった。