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【パールボウルトーナメント】富士通がIBMに大勝して10年ぶり決勝進出

2024年05月25日(土) 19:20

【エンドゾーンにダイビングしてTDを決める富士通フロンティアーズWR坂本アントニーマウネディ(右)  ©X LEAGUE】

X1 Superは25日、パールボウルトーナメント準決勝の富士通フロンティアーズ対IBM BIG BLUEが富士通スタジアム川崎で実施された。守備とスペシャルチームが機能した富士通は、43対3でIBMを下し、2014年以来10年ぶり(6大会ぶり)の決勝進出を決めた。

【IBM BIG BLUEの先発QBを務めた平岡祥貴 ©X LEAGUE】

富士通は、第1クオーターに自陣ゴール前でディフェンスバック(DB)北川太陽がインターセプトすると、この好機をランニングバック(RB)三宅昂輝の6ヤードタッチダウンランにつなげて先制した。

第2クオーターに入って3点を返された富士通だったが、DB井本健一朗のファンブルリカバータッチダウンとセイフティで加点し、前半を13点リードで折り返した。

【第1Qに先制のTDをあげた富士通フロンティアーズRB三宅昂輝  ©X LEAGUE】

後半に入っても富士通はIBMのミスに乗じてスコアボードに得点を刻む。第3クオーターにクオーターバック(QB)鎌田陽大からワイドレシーバー(WR)坂本アントニーマウネディへの18ヤードタッチダウンパスやパントブロックリターンタッチダウン、ファンブルリカバータッチダウンなどで追加点を挙げ、14年ぶり4度目のパールボウル制覇に王手をかけた。