ニュース

【春季交流戦】TRIAXがブルーサンダースとの雨中のゲーム制して今春初勝利

2024年06月02日(日) 22:16

【第2Qにこの試合で唯一のTDをランで記録する三菱商事Club TRIAX QB 山際陽介 ©X LEAGUE】

X1 Areaは2日、交流戦の三菱商事Club TRIAX対ブルーサンダースが富士通スタジアム川崎で行われた。雷雨による中断を挟んだ一戦は、TRIAXが6対0で勝利し、春シーズン初白星を飾った。

【激しい雨の中スナップを受ける三菱商事QB山際陽介(中央)  ©X LEAGUE】

Jrパールボウルトーナメント1回戦で敗れたチーム同士の一戦。試合前から雨が降り、肌寒さも感じる悪天候の中で行われたゲームは、雷鳴のため30分の中断を挟んだ後にTRIAXがクオーターバック(QB)山際陽介のランで先制した。その後は豪雨になる場面もあるタフなコンディションの中、TRIAXディフェンスは集中力を切らさずブルーサンダースに最後まで得点を与えなかった。

【足にタックルを受けながら走るブルーサンダースRB鈴木祐人(中央)  ©X LEAGUE】

TRIAXオフェンスは、雨のため攻撃の大半をラン攻撃で進め、35回の攻撃のうちラン33回で計117ヤードを獲得。パス攻撃はわずか2回のみだったが、地上戦と瀬戸際のディフェンスでブルーサンダースを上回った。

【ブルーサンダース守備選手のタックルを受けるTRIAX RB岩佐康平(中央)  ©X LEAGUE】

一方のブルーサンダースは、総獲得ヤード数でTRIAXを上回るもエンドゾーンまでが遠かった。逆転の望みをかけた最後のドライブも敵陣まで攻め込むも、執念のフォースダウンギャンブルに失敗して万事休す。X1 Areaでの初勝利は秋に持ち越された。