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【第25回Jr.パールボウル】胎内が5TDの猛攻でパイレーツを下し優勝

2024年06月16日(日) 18:05

【2TDランの活躍を見せた胎内DEERS RB若島慎兵(左)  ©X LEAGUE】

X1 Areaの東日本社会人選手権である第25回Jr.パールボウルは16日、富士通スタジアム川崎で行われ、胎内DEERSがPentaOceanパイレーツを35対7で下して優勝を果たした。

胎内はランを中心にオフェンスを組み立て、固いディフェンスにも助けられて順調に得点を積み重ねていった。5つのタッチダウンのうち4本がランによるもので、パスを要所で効果的に使いながらオフェンスの主導権を握った。

【PentaOceanパイレーツQB松田隆佑   ©X LEAGUE】

胎内のランニングバック(RB)は4回のキャリーで73ヤードラッシュ、2タッチダウンを挙げる活躍を見せた。第4クオーターには、64ヤードの独走タッチダウンで追いすがるパイレーツを突き放した。

ディフェンスではディフェンスライン(DL)宮崎陸がチームトップタイの4タックルと1サックで存在感を示した。

【RB若島(右)にハンドオフする胎内QB大和田昌太郎  ©X LEAGUE】

パイレーツは第3クオーターにクオーターバック(QB)松田隆佑からワイドレシーバー(WR)平出敬太郎への11ヤードパスが決まり、今春で胎内ディフェンスが許した初のタッチダウンを奪うことに成功した。しかし、エンドゾーンを陥れたのはこの時だけで、ターンオーバーや第4ダウンギャンブル失敗などでドライブを継続できなかった。