【X1 Super第1節の見どころ】新体制のIBMと2シーズンぶり復帰のオール三菱が激突

【左腕から様々なパスを繰り出すIBM BIG BLUE QB政本悠紀　 ©X LEAGUE】

X1 Superの第1節は9月1日、EASTディビジョンに属するIBM BIG BLUEとオール三菱ライオンズの対戦が富士通スタジアム川崎で行われる。新体制のIBMと、2シーズンぶりにX1 Superに復帰したオール三菱は、2022年以来の再戦となる。

IBMはマイク・フェアーヘッドコーチ（HC）のもと、新たなスタートを切る。クオーターバック（QB）は政本悠紀に加え、新加入のディミトリオス・シノディノスも控える。シノディノスは春シーズンに出場していないため、未知数の部分があるが、昨シーズン同様にQB2人体制で高い攻撃力を発揮するかが注目される。また、フェアーHCが手腕を発揮するのは守備陣。NFLでディフェンスライン（DL）コーチを務めた経験を持つフェアーが、攻撃に比べてやや劣っていた守備をどう強化するかが見どころだ。

【パス守備でも活躍を見せるオール三菱ライオンズLB安田 健人　 ©X LEAGUE】

一方、オール三菱は2023年シーズンにX1 Areaに降格したが、1年で復帰を果たした。今シーズンはフットボールの名門USC出身のQBモー・ハサンとランニングバック（RB）サミュエル・オラム・ジョーンズが加入。この2選手がどれだけチームに貢献できるかが勝負の鍵となる。

両チームは2022年シーズンの第2節で対戦し、49対35でIBMが勝利したが、今回の対戦では両チームともに新たなメンバーを加え、全く異なる戦いが予想される。