【X1 Area】攻守に安定のパイレーツがTRIAXに快勝で好スタート

【パスターゲットを探すPentaOceanパイレーツの開幕先発QB松田隆佑 　©X LEAGUE】

今季のXリーグの開幕を告げるX1 AreaのPentaOceanパイレーツ対三菱商事Club TRIAXの一戦は31日、富士通スタジアム川崎で行われた。台風10号の影響で時折強い風が吹きつける天候の中、攻守の噛み合ったパイレーツがTRIAXを31‐3で破り、白星スタートを飾った。

パイレーツは先発クオーターバック（QB）松田隆佑が17回の試投で9回の成功、74ヤードゲインで1タッチダウンをあげた。後半に出場の新加入選手松岡修平も7回中5回のパス成功、1TDと結果を残した。

【 第4Qに42ヤードの独走ランでTDをきめるパイレーツRB上田貴弘（左）　©X LEAGUE】

地上戦ではランニングバック（RB）上田貴弘の活躍が光った。パイレーツが7対3とリードして迎えた第4クオーターの45秒に、42ヤードのタッチダウンランを決めて試合の流れを一気に引き寄せた。

ディフェンスはTRIAXにエンドゾーン侵入を許さず、フィールドゴール1本に抑えて勝利した。

【三菱商事Club TRIAXのQB山際陽介　 ©X LEAGUE】

TRIAXはQB山際陽介が多彩なパスでオフェンスを展開したが、2つのインターセプトを喫するなどリズムをつかめなかった。

パイレーツとTRIAXはX1 AreaのCENTRALディビジョンの所属。第4節の10月12日（土）に富士通スタジアム川崎で今季2度目の顔合わせを迎える。

【富士通スタジアム川崎の新たに設置されたビジョンの前でプレーするパイレーツとTRIAX　 ©X LEAGUE】