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【X1 Super】昨季王者の富士通が昇格の富士フイルム海老名下して開幕白星発進

2024年08月31日(土) 21:49

【パスキャッチとパントリターンで計2TDを記録した富士通フロンティアーズWRサマジー・グラント ©X LEAGUE】

X1 Superの2024シーズンが31日に開幕。富士通スタジアムでは、富士通フロンティアーズ対富士フイルム海老名Minerva AFCの一戦が行われ、富士通が36対7で勝利。富士通はライスボウル4連覇に向けて好スタートを切った。

前半レシーブスタートの富士通は、オープニングドライブ最初の攻撃で、自陣の左サイドでスクリーンパスを受けたワイドレシーバー(WR)サマジー・グラントがフィールドを縦横無尽に切り裂くランアフターキャッチで39ヤードを稼ぎ、一気に敵陣へ侵入。すると最後は、ゴール前4ヤードでクオーターバック(QB)高木翼が、WR木村和喜へ優しいタッチのパスで先制タッチダウンを決めた。

【3TDパス成功でゲームのMVPに選出された富士通QB高木翼  ©X LEAGUE】

さらに富士通は続く攻撃シリーズも、QB高木からWRグラントへのタッチダウンパスで加点。その後も、グラントによる90ヤードパントリターンタッチダウンのビッグプレーが飛び出すなど、前半を24点リードで折り返した。

【ボールキャリーする富士フイルム海老名Minerva AFC RB山田拓海  ©X LEAGUE】

後半に入ると、X1 Areaから昇格1年目の富士フイルム海老名が奮闘。第3クオーター8分34秒にはQB鈴木貴史から左サイドのWR小山昭瑛へ11ヤードタッチダウンパスがヒットし、うれしいX1 Super秋季リーグ戦での初得点をマークした。対する富士通も、QB高木翼のこの日3つ目のタッチダウンパスなどで追加点を奪った。

なお、試合は第4クオーター残り8分3秒で雷鳴による中断となり、両チームの競技の結果、そのままサスペンデッドゲームとなった。

今季からX1 Superの試合で選出されるゲームMVPには富士通のQB高木が選出され、株式会社ベネクスからリカバリー商品が贈られた。