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【X1 Super】オービックが東京ガスとの接戦を制し地元で白星スタート

2024年08月31日(土) 22:35

【3TDパスの活躍を見せたオービックシーガルズQBタイラー・クルカ(右)  ©X LEAGUE】

X1 Superの開幕節は31日、千葉県習志野市の第一カッターフィールドで地元のオービックシーガルズが東京ガスクリエイターズを迎える一戦が行われた。試合は大接戦となったが、第4クオーター序盤にフィールドゴールでリードを奪ったオービックがそのまま28対17で逃げ切った。

今季からEASTディビジョン所属となった2チームの試合は残り時間1分を切るまで1ポゼッション差(1タッチダウンとポイントアフタータッチダウンで得られる得点差=8点差以内)で推移するシーソーゲームとなった。

先制したのはオービック。クオーターバック(QB)タイラー・クルカからワイドレシーバー(WR)山中隆哉への23ヤードタッチダウンパスで7‐0とした。

しかし、オフェンスを強化して今季に臨んだ東京ガスは直後にキッカー(K)高橋寛太のフィールドゴールと、3年ぶりにチームに復帰したQBジェロッド・エバンスの18ヤードタッチダウンランで9‐7と逆転に成功する(タッチダウン後のキックは失敗)。

【自らボールを持って走る東京ガスクリエイターズQBジェロッド・エバンス  ©X LEAGUE】

2点差を追うオービックはクルカからWR渡邊ジャマールへのタッチダウンパスで逆転するとさらにK山﨑丈路のフィールドゴールで連続得点とし、17‐9と8点差をつけた。粘る東京ガスはQBエバンスからランニングバック(RB)ジャスティン・ホッブスへのタッチダウンパスと、2点コンバージョンで同点に追いつく。

【先制TDパスキャッチを記録したオービックWR山中隆哉(中央)  ©X LEAGUE】

17対17の均衡はK山﨑の24ヤードフィールドゴールによって破られるが、東京ガスは最終クオーターの残り1分38秒で自陣22ヤードからのオフェンスを得る。しかし、4回の攻撃をするもファーストダウン更新はならず、逆転の機会を逸した。

その後オービックはクルカと渡邊のホットラインで再びタッチダウンをマークし、2点コンバージョンも成功して突き放した。