【X1 Area】品川CCブルザイズが警視庁を破って3年ぶりの開幕白星

【試合の唯一の得点となるTDをあげる品川CCブルザイズQB石井迅　 ©X LEAGUE】

X1 Area第1節の3日目は7日、富士通スタジアム川崎で警視庁イーグルス対品川CC ブルザイズの一戦が行われた。試合は、クオーターバック（QB）石井迅のタッチダウンランによる7点差を守り切った品川CCが7対0で勝利した。品川CCが開幕戦で勝利するのは2021年の第1節以来だった。

試合は両チームの守備陣が踏ん張り、ディフェンシブな展開で進んだ。お互いにフィールドゴールアテンプトがブロックされるなど得点機を逸したこともあり、スコアレスのまま前半を終えた。

第3クオーターの中盤に、品川CCは警視庁のフィールドゴール失敗から得た攻撃　権で、8プレーを費やして74ヤードをドライブ。タッチダウンを決めたのはQB石井のスクランブルランだった。

【品川CCの選手をタックルする警視庁イーグルスDL稲岡利明（右）　 ©X LEAGUE】

コールされたプレーはパスだったが、パスプロテクションに守られる中でディフェンスのわずかな隙をついてエンドゾーンに駆け込んだ。

警視庁は得意のランプレーが品川CCの堅守に阻まれて最後までエンドゾーンに届かなかった。