【X1 Super第2節の見どころ】盤石のパナソニックにオフェンスの新戦力で挑むSEKISUI

【パナソニック インパルスのQB荒木優也　 ©X LEAGUE】

X1 Superの秋季リーグ第2節は16日、大阪府吹田市の万博記念競技場でパナソニック インパルスとSEKISUIチャレンジャーズの試合が正午にキックオフされる。昨秋のリーグ戦と今春のグリーンボウルで2回対戦していずれもパナソニックが勝利をおさめている。果たして今回はどういう展開を見せるか。

パナソニックは第1節でPLEIADES福岡SUNSと対戦。全てのクオーターで得点、計9タッチダウンを奪う圧倒的な得点力をみせて63‐7と圧勝した。またディフェンスもパス喪失ヤードこそ198ヤードを許したが、ラン守備はPLEIADES福岡をマイナス36ヤードに抑えた。空中戦ではインターセプト6回と鉄壁に近い守備をみせた。

パナソニックとしては荒木優也、新加入の小林宏充の両クオーターバック（QB）が、さまざなタイプが揃うランニングバック（RB）陣とレシーバー陣を生かして先制点を奪い、常に試合をリードする展開に持ち込みたい。また今季からチームの指揮をとる高山直也ヘッドコーチの手腕にも期待がかかる。

【新戦力として期待を集めるSEKISUIチャレンジャーズRB遠藤集　 ©X LEAGUE】

対するSEKISUIは、エレコム神戸ファイニーズとの開幕戦が台風10号のため10月6日（MKタクシーフィールドエキスポ、15:00キックオフ予定）に延期され、このパナソニックとの試合が秋季リーグ第1戦となる。オフェンスでは、今季新加入したRB遠藤集に注目。「これまでうちにいなかった選手」と正重高志HCが言うように、90キロを越える巨漢で重戦車のように相手守備陣をなぎ倒していく。このランプレーに、機動力のあるQBギャレット・サフロン主将から阿部拓朗、亀山暉、ブギー・ナイトのレシーバー3人組へのパスアタックでパナソニック強力守備陣に的を絞らせずにかく乱したい。

これまでの両チームの対戦は、パナソニックのオフェンスが爆発して2試合とも全クオーター得点を記録している。SEKISUIとしては、まずこの連続得点を阻止して、多彩な攻撃で強豪パナソニックに一泡吹かせたい。

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