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【X1 Super】OrientalBio、富士フイルム海老名との接戦制して今季初勝利

2024年09月29日(日) 15:13

【 第1QにTDパスレシーブをするOrientalBioシルバースターWRデビン・フェルプス(左) ©X LEAGUE】

29日、X1 Super第3節で今季初勝利を目指す両チーム、OrientalBioシルバースターと富士フイルム海老名Minerva AFCが富士通スタジアム川崎で対戦。ターンオーバーの応酬となった試合は24対17でOrientalBioが接戦を制した。

開幕から2連敗中の両チームにとって、ライスボウルトーナメント出場を目指すためにも重要な一戦。先手を取ったのはOrientalBioだった。自陣41ヤードからのファーストドライブで、クオーターバック(QB)安藤和馬がワイドレシーバー(WR)デビン・フェルプスへ22ヤードのタッチダウンパスを決め、幸先よく先制点を奪う。

【OrientalBioのQB安藤和馬  ©X LEAGUE】

その後は両チームともにディフェンスが激しく機能し、フィールドゴールを1本ずつ決める展開で、前半はOrientalBioが7点リードで折り返す。後半開始早々、富士フイルム海老名が攻勢をかけるも、相手QBのファンブルを拾ったOrientalBioの須川宗真が79ヤードの独走タッチダウンで加点した。

【ボールを持って走るRB 山田拓海(中央) ©X LEAGUE】

最終クオーター、富士フイルム海老名はランニングバック(RB)ウィリアムデレクアキラがタッチダウンを決めて7点差に迫るも、OrientalBioは終盤に相手のミスを突いて再び攻撃権を獲得。RB植木大晴の16ヤードタッチダウンランで再び突き放すと、富士フイルム海老名の反撃を1タッチダウンに抑えて今季初勝利を挙げた。