ニュース

【X1 Area】警視庁が電通を破り2連勝 EASTは3チームが並ぶ混戦模様

2024年10月05日(土) 16:33

【自らボールを持って走る警視庁イーグルスQB齋藤詩伸(左) ©X LEAGUE】

X1 Area EASTディビジョンの第3節は5日、神奈川県川崎市の富士通スタジアム川崎と千葉県市川市の国府台陸上競技場でそれぞれ1試合を行った。富士通スタジアム川崎では警視庁イーグルスがここまで無敗の電通キャタピラーズを14対9で破り、開幕戦に敗れたあとの2連勝を飾った。

国府台陸上競技場では品川CC ブルザイズがホームのブルーサンダースを17対12で勝利して2勝目をあげた。この結果、EASTは電通、品川CC、警視庁が勝ち点6で並ぶ大混戦で第4節を迎えることになる。第4~6節はディビジョン内対戦をホームとアウェイを入れ替えて行う。

【第4Qのゴール前の攻防を守りきる警視庁ディフェンス  ©X LEAGUE】

警視庁は守備力で電通の強力なパスオフェンスに競り勝った。電通がキッカー(K)工藤貴大の37ヤードフィールドゴールで先制した後、すぐにランニングバック(RB)伊藤碧のタッチダウンランで逆転。これが警視庁の今季初のタッチダウンだった。

第2クオーターにはクオーターバック(QB)齋藤詩伸からワイドレシーバー(WR)桑原陸への16ヤードタッチダウンパスで14‐3とリードを奪った。

電通は第3クオーターに敵陣21ヤードまで進んだものの、インターセプトで得点機を失い、続くオフェンスでも自陣48ヤードでピックオフされた反撃機を逸した。

【RB原谷純(左)にハンドオフする電通QBアーロン・エリス ©X LEAGUE】

さらに電通は第4クオーター半ばにゴール前1ヤードまで攻め込む。見ごたえのある攻防の末、警視庁の粘り強いディフェンスがエンドゾーンを守り切って危機を脱した。

警視庁は試合時間残り1分53秒で電通にタッチダウンを許したが、あとは得意のランプレーで時間を使い切って勝利をものにした。