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【Road to Rice Bowl 78】ライスボウルトーナメント出場8チームが決定! 最終順位は最終節に持ち越し

2024年10月30日(水) 13:00

【スティフアームでディフェンダーをかわす富士通WR松井理己 (右) ©X LEAGUE】
X1 Superは第5節を終了し、プレーオフ「ライスボウルトーナメント(RBT)」に出場する8チームが出そろった。最終となる第6節の結果によって全12チームの総合順位が決定し、その順位によってRBTの組み合わせが決まる。

昨年RBT出場を逃したSEKISUIチャレンジャーズは2年ぶりのポストシーズン進出を決めただけでなく、ここまで3勝2敗で2022年のX1 Super昇格以来最多となる勝利数を獲得している。東京ガスクリエイターズは昨年に続き2年連続のRBT出場が決まった。その東京ガスは第4節で今季好調のノジマ相模原ライズと激闘の末に引き分けた。両チームともに今季はオフェンスの得点力が伸びており、RBTでの飛躍が期待できる。

【力強い走りを見せるパナソニックRB立川玄明(中央)  ©X LEAGUE】

そのほかの出場チームはライスボウル4連覇を狙う富士通フロンティアーズ、2021年以来レギュラーシーズンで負けなしのパナソニック インパルス、パールボウル5連覇中のオービックシーガルズ、現在2連勝中で勢いに乗るエレコム神戸ファイニーズ、第3節でオービックに劇的な勝利を収めたIBM BIG BLUEだ。

RBTは1回戦にあたるクオーターファイナルが11月の23‐24日にかけて神奈川県川崎市の富士通スタジアム川崎(23‐24日)と大阪市のヤンマースタジアム長居(24日)で開催される。クオーターファイナルの組み合わせは以下のグラフィックの通りで、最終の総合順位によって決まる。そのため、最終節による勝敗がクオーターファイナルの組み合わせに大きく影響を与えることになる。また、各試合のキックオフ時間と開催地も最終節終了後に確定する。

クオーターファイナルの勝者が勝ち進むセミファイナルは12月14日(土)にヤンマースタジアム長居で、翌15日(日)に川崎市のUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(旧名:等々力陸上競技場)で開催され、その勝者が2025年1月3日のアメリカンフットボール日本選手権第78回ライスボウル by GA technologies(15時キックオフ、東京ドーム)でXリーグ王座と日本一を争う。

【オービックシーガルズQBタイラー・クルカ  ©X LEAGUE】

第5節終了現在の暫定順位では5戦全勝の富士通とパナソニックがそれぞれ1~2位となっており、この2チームは第6節の結果に関係なく総合順位3位以内が確定している。逆に現在7位の東京ガス(勝ち点7)は第6節の結果いかんでは上位4チームに食い込む可能性が残されている。

 

【QBを追うノジマ相模原LBフィリップ・レッドワイン(右)  ©X LEAGUE】

第6節の組み合わせのうち、総合順位に大きな影響を及ぼす試合のひとつがオービック対エレコム神戸戦(11月10日、千葉県習志野市第一カッターフィールド)だ。現在勝ち点12で暫定3位のオービックは勝てば3位以上が確定するが、負ければトップ4から脱落する可能性もある。エレコム神戸(勝ち点9、暫定6位)は勝てば最高で3位まで上昇する。

一方で、EASTディビジョンのオール三菱ライオンズとWESTディビジョンのPLEIADES福岡SUNSはX1 Areaとの入替戦出場が決まった。CENTRALはOrientalBioシルバースター(勝ち点3、第6節は対オール三菱)と、第5節にIBMと引き分けて初の勝ち点1を獲得した富士フイルム海老名Minerva AFC(第6節は対SEKISUI戦)の最終節の結果によって決定する。