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【X1 Super】序盤から猛攻の富士通がIBMを返り討ち 最終節のリマッチ制してRBTセミファイナル進出

2024年11月24日(日) 20:51

【3TDランでMVPに選ばれた富士通フロンティアーズRBトラショーン・ニクソン  ©X LEAGUE】

X1 Superは24日、ライスボウルトーナメント(RBT)のクオーターファイナル、富士通フロンティアーズとIBM BIG BLUEの一戦を富士通スタジアム川崎で実施。レギュラーシーズン1位の富士通が、同8位のIBMを相手に49対14で快勝した。RBTセミファイナル進出を決めた富士通は、12月15日にライスボウル進出をかけてSEKISUIチャレンジャーズと対戦する。

レギュラーシーズン最終節のリマッチは、2週間前の一戦でもキックオフリターンタッチダウンで先手を奪った富士通が再び先制パンチを食らわせた。富士通は、試合開始最初のプレーでランニングバック(RB)トラショーン・ニクソンがいきなり46ヤードの独走タッチダウンランで先制する。

【1TDパスを成功させた富士通QB高木翼(中央)  ©X LEAGUE】

さらに富士通は、続くドライブでもRBニクソンが左のオープンを駆け上がってエンドゾーン内にボールを運び加点すると、木村和喜の52ヤードパントリターンタッチダウンで追加点を挙げ、試合開始から6分も経過しないうちに3タッチダウンを奪って大きくリードを広げた。

勢いの止まらない富士通は、ブロンソン・ビーティのインターセプトで得た攻撃権をRBニクソンのこの日3つ目のタッチダウンランにつなげる。その後タッチダウンを返されるが、クオーターバック(QB)高木翼のパスなどで2つのタッチダウンを積み重ね、36点リードで前半を折り返した。

【パスを投げるIBM BIG BLUE QB政本悠紀(中央)  ©X LEAGUE】

後半に入ると、ローテーションメンバーに変更した富士通は前半の勢いこそ衰えたものの、IBMの反撃を8点に抑え、リードを保ったまま逃げ切りに成功した。