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【X1 Super】パナソニック守備陣がエンドゾーンを死守 エレコム神戸を完封で下し、セミファイナルへ

2024年11月24日(日) 22:59

【エレコム神戸QBデイビッド・ピンデルを止めるパナソニック守備陣  ©X LEAGUE】

ライスボウルトーナメント(RBT)クオーターファイナル第2日目が24日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、リーグ戦総合2位のパナソニック インパルスと同7位のエレコム神戸ファイニーズが対戦した。試合は、パナソニック強力守備陣がエレコム神戸攻撃陣の猛攻を押さえ込み、24‐0で完封勝ちした。

勝利したパナソニックは12月14日に同会場で15時にキックオフされるRBTセミファイナルでリーグ戦総合3位のオービックシーガルズとライスボウル進出を懸けて対決する。

【カットバックしてタックラーを交わすパナソニックRBミッチェルビクタージャモー(中央)  ©X LEAGUE】

先攻のパナソニックは自陣37ヤードからの攻撃のファーストシリーズをランニングバック(RB)ミッチェルビクタージャモーへのパスとランなどで敵陣40ヤードに入る。そしてワイドレシーバー(WR)當間義昭への31ヤードパスがヒットしてゴール前12ヤードに。最後はRB立川玄明が中央突破してタッチダウン、先制点を奪った。

対するエレコム神戸はパスを中心とした攻撃で敵陣42ヤードまで進むが、第1クオーター残り1分36秒にクオーターバック(QB)デイビット・ピンデルが投げたパスをディフェンスバック(DB)清家大志がインターセプト。エレコム神戸の攻撃を断ち切った。

【1インターセプトを記録したパナソニックDB 清家大志 ©X LEAGUE】

その後、パナソニックは第2クオーターの46秒にキッカー(K)佐伯眞太郎が28ヤードフィールドゴールを蹴り込み、10‐0とリードを広げる。

巻き返しを図るエレコム神戸は、ピンデルのランプレーやエースWR内田大喜らへのパスで前進するものの、パナソニックDBワイズマンモーゼス海人がパスをインターセプト。またも攻撃を寸断させられた。

第3クオーターはともに譲らずにパントの応酬となった。そして迎えた最終クオーターにパナソニックはランプレーを中心に攻撃を展開する。RBミッチェルが5ヤードを中央突破してタッチダウンし、パナソニックのリードは17‐0となる。

【スクリメージラインを突破するエレコム神戸RB秋元ミンジェ(右)  ©X LEAGUE】

さらに試合時間残り3分22秒にはRB立川が中央を走り抜けてダメ押しのタッチダウンをあげ、24‐0とほぼ勝利を手中におさめた。

完封負けを逃れようとエレコム神戸は自陣24ヤードからの攻撃で最後の力を搾り出す。QBピンデルのランプレーとパスでゴール前1ヤードまで迫ったが、パナソニックのラインバッカー(LB)加藤聖貴とジャボリー・ウィリアムスがピンデルをパシュート(追跡)してランプレーをロスさせたり、自由にパスを投げさせないようにプレッシャーをかけたりしてエンドゾーンを守り切った。