【X1 Super】パナソニックが完封勝利　攻守で圧倒し開幕5連勝

X1 Super第5節、OrientalBioシルバースターとパナソニック インパルスの一戦は、パナソニックが44対0で完勝。試合を通じて主導権を渡さず、今季2度目の完封勝ちを飾った。これでパナソニックは、オービックシーガルズと並び開幕から無傷の5連勝とした。

【ランとパスキャッチで1つずつTDを決めてMVPに選出されたパナソニックRB藤本拓弥　 ©X LEAGUE】

パナソニックは前半最初のドライブでRB藤本拓弥の16ヤードTDランで幸先良く先制すると、第2クオーターにはK佐伯眞太郎が2本のフィールドゴールを成功。さらにWR小倉豪がQB荒木優也からのパスをエンドゾーン内で頭から滑り込むスーパーキャッチを見せ前半を20対0で折り返した。

【パントをけるOrientalBioシルバースターの赤津裕之　 ©X LEAGUE】
後半も勢いは止まらず、第3クオーターにRB岩月要の13ヤードタッチダウンランとRB藤本の7ヤードタッチダウンレシーブで加点。第4クオーターには自陣から重厚なラン攻撃でつなぎ、RB立川玄明の3ヤードタッチダウンランで締めくくった。

パナソニックは守ってもインターセプト3本、喪失ヤード112と完璧な試合運びで、攻守に圧倒的な地力を示した。

敗れたOrientalBioはエンドゾーンまでが遠く、2戦連続の零封負けで5連敗。最終節のハカタネクスト福岡SUNS戦は、ともに今季初勝利をかけた一戦となる。