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【X1 Super】IBMがRBT最後のイスに滑り込み 富士フイルム海老名に逆転勝ち

2025年11月09日(日) 15:45

X1 Super第6節、富士フイルム海老名Minerva AFCとIBM BIG BLUEが激突。富士フイルム海老名の地元、海老名運動公園陸上競技場で行われた一戦は、IBMが最終クオーターに逆転して28対24で勝利。総合8位となり、プレーオフ・ライスボウルトーナメント(RBT)最後の枠をゲットした。

【ディフェンダーのタックルをかわすIBM TEトミー・オーガー(中央)  ©X LEAGUE】

IBMが終盤の猛攻で試合をひっくり返した。前半は、先制された富士フイルム海老名がQBシェヴァン・コルデイロの機動力を軸にペースを握り、12ヤードタッチダウンランとWR小山昭瑛への30ヤードタッチダウンパスでリードする。さらに後半もコルデイロの63ヤードタッチダウンランで突き放したが、第4Qに試合が動いた。10点ビハインドのIBMはRB平松的やRB伊丹翔栄の粘り強いランで突破口を開き、最後はRB平松の4ヤードタッチダウンで3点差に迫る。

【パスを投げる富士フイルム海老名QBシェヴァン・コルデイロ  ©X LEAGUE】

続く終盤のドライブでは、IBMは守備陣が相手のギャンブルをストップ。敵陣48ヤードで得た攻撃権を、残り1分を切ったところで平松の5ヤードタッチダウンランにつなげて試合をひっくり返した。最後は自陣13ヤードまで攻め込まれながらも、LB茂木崇宏が決定的なサックを奪い、劇的な逆転勝利を締めくくった。