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【X1 Super】SEKISUIが残り9秒で逆転TD! 富士通下して総合3位でポストシーズンへ
2025年11月09日(日) 20:06
X1 Super第6週、富士通フロンティアーズ対SEKISUIチャレンジャーズ。勝ったほうが総合3位となる一戦は、リードが6度入れ替わる白熱の展開に。最後はSEKISUIが残り9秒で決勝タッチダウンを奪い、34対32で勝利。SEKISUIは今季成績を5勝1敗とした。敗れた富士通は4勝2敗で総合5位となった。
前半は一進一退の展開。SEKISUIはQBギャレット・サフロンのパス、富士通はRBトラショーン・ニクソンのランを軸に攻撃を展開して得点を重ね、SEKISUIがわずか1点リードの14対13で折り返した。後半もSEKISUIが最初のドライブでQBサフロンからWRブギー・ナイトへのタッチダウンパスを決め、試合の主導権を握るかに見えた。
【決勝のTDパスを決めたSEKISUI WRブギー・ナイト(左) ©X LEAGUE】
しかし富士通も反撃に転じる。WRグラント・サマジーの41ヤードタッチダウンレシーブやWR松井理己へのタッチダウンパスで逆転すると、以降は点の取り合いに。最終クオーター終盤、富士通がWRグラント・サマジーへの26ヤードタッチダウンパスで再びリードを奪うが、4点ビハインドのSEKISUIは残り57秒で自陣26ヤードからスタートした攻撃で着実に前進。すると最後は、QBサフロンがWRナイトへ、この日4本目のTDパスとなる20ヤードパスをヒット。残り9秒で勝負を決める劇的な幕切れとなった。
【タックルを受けて倒れながら腕を伸ばして距離を稼ぐ富士通RBトラショーン・ニクソン(左) ©X LEAGUE】
総合3位のSEKISUIは、ライスボウルトーナメント1回戦では同6位の東京ガスクリエイターズと対戦する。一方、総合5位となった富士通は、同4位のノジマ相模原ライズと激突する。
