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【X1Super】接戦を競り勝って、東京ガスが嬉しい2勝目

2019年10月21日月 17:21

ここまで4連敗と結果を出せていないノジマ相模原ライズと、1勝3敗の東京ガスクリエイターズの対戦は、ノジマ相模原の地元、相模原ギオンスタジアムで行われた。

ノジマ相模原は最初の攻撃でフィールドゴールを決めて先制したが、エースQBジミー・ロックレイ(#11)が負傷退場し、序盤から苦戦を強いられた。
東京ガスはK関根祐(#19)が2本のフィールドゴールを決めるなどで逆転し、15-10でノジマ相模原に競り勝って2勝目を挙げた。

東京ガスのキックオフで試合開始。ノジマ相模原最初の攻撃は自陣25ヤードから始まり、QBジミーからWR伊藤雅恭(#23)、WR八木雄平(#85)へのパス、RB宮幸崇(#2)のランで快調に攻め上がる。
ゴール前8ヤードに迫った3rdダウンのプレーでQBジミーがタッチダウンを狙ったパスは失敗、そのプレーでジミーが倒れ込んでしまった。
ノジマ相模原は、K鈴木健太(#13)が22ヤードのフィールドゴールを決めて先制したが、QBジミーはドクターストップがかかり、そのままこの試合に出場することはなかった。

東京ガスWR岩越大地(#9)
東京ガスWR岩越大地(#9)が66ヤードのタッチダウンパスを決める

 

東京ガスは直後のシリーズでQBウーズィー・イカイカ(#6)が6本のパスを次々決めてゴール前15ヤードに迫り、K関根の32ヤードフィールドゴールで同点とした。

ノジマ相模原はQBに小林貴紀(#17)が入ったが、2ヤードしかゲインできずパントに終わる。
その直後の東京ガスの攻撃は自陣34ヤードから始まり、1プレー目にQBウーズィーが投げたパスをWR岩越大地(#9)が、ノジマ相模原のDBと競り合いながらキャッチ。そのままゴールまで走り込んで勝ち越しのタッチダウンを決めて、10-3とした。
東京ガスは前半終了間際にも、K関根が33ヤードフィールドゴールを決めて13-3とリードを広げた。

第3クォーターに入ってもノジマ相模原は攻撃がリズムをつかめず、QB小林のパスを東京ガスDB清水亮佑(#4)がインターセプトし、攻守交代。
しかし直後のプレーで、今度はノジマ相模原のLB田中喜貴(#5)が、東京ガスQBウーズィーのパスをインターセプト。攻撃権はノジマ相模原に戻り、このチャンスにQB小林が、RB宮幸へ9ヤードのタッチダウンパスを決めて、10-13と詰め寄った。

東京ガスLB塚本光貴(左から2人目・#15)
相手の突進を阻止する東京ガスLB塚本光貴(左から2人目・#15)

 

ノジマ相模原側のスタンドは、逆転を期待する地元ファンの大きな声援がやまず、緊迫した雰囲気で、試合は第4クォーターに入る。
ノジマ相模原は初勝利への強い思いが、逆に焦りとなってしまい、ミスを多発する。
東京ガスのDLレーガン・ジェブライ(#20)の速いプレッシャーの前に、ノジマ相模原のQB小林が自陣21ヤードの3rdダウン8のプレーで、ボールをファンブルして攻守交代に。

ゴール前14ヤードで攻撃権を得た東京ガスだが、あとがないノジマ相模原の守備の粘りにタッチダウンがとれない。ゴール前1ヤードの1stダウンで、QBウーズィーがファンブルして再び攻守交代。
目まぐるしい攻防が続き、厳しいポジションからの攻撃となったノジマ相模原が、東京ガスの守備にセーフティを奪われた。

15-10と東京ガスがリードを広げたが、試合終了まで4分49秒を残し、会場がいっそう盛りあがる。
東京ガスの攻撃1プレー目に、ノジマ相模原の守備がまたもファンブルを誘って攻守交代となり、敵陣27ヤードからノジマ相模原の攻撃が始まる。
RB宮幸のラン、QB小林からWR伊藤へのパスなどでゴール前3ヤードに迫ったが、逆転のタッチダウンを狙った3rdダウンからのパスは失敗。4thダウンギャンブルではオフェンスラインを7人並べてパワープレーで仕掛けたが、RB宮幸の体はゴールラインを越えられなかった。

ノジマ相模原RB宮幸崇(中央・#2)
ノジマ相模原RB宮幸崇(中央・#2)が相手ディフェンスに阻まれセーフティを奪われる

 

試合時間を1分57秒残し、逆転可能な敵陣34ヤードからノジマ相模原の攻撃に移ったが、1プレー目にQB小林のパスを東京ガスのDB森上衛(#33)がインターセプト。
ノジマ相模原の初勝利への望みを完全に絶ち、東京ガスが15-10で接戦をものにした。

競り勝った東京ガスの板井征人ヘッドコーチは「ジミーが出ていたらこんな展開にはならなかったはず。ラッキーだった。ディフェンスが最後はよくしのぎ切ってくれた」と、話した。
次節のエレコム神戸戦に向けては「僕らより力のあるチーム。力の差はあるが、きちんとした試合ができるよう立て直したい」と話した。

地元で初勝利を挙げられず5連敗となったノジマ相模原の須永恭通ヘッドコーチは「全てが噛み合っていない。ミスが出るのは仕方ないが、致命的なミスが重なってしまった。ジミーが出られないことを想定した練習もしていたが、小林にいつもの心理状態でプレーさせてやれなかった」と話し、ため息をついた。
「これまで納得のいく内容の試合がひとつもできていないので、ライズらしいフットボールをしたい」と、残り2試合に立て直しをはかる。

Text 福永美佐子
Photo  エムアイプランニング

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