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【X1Area】アサヒビール、富士ゼロックス零封で開幕戦勝利

2020年10月25日(日) 22:46

X1Area東日本秋季公式戦が開幕した25日(日)、アサヒビールシルバースターと富士ゼロックスミネルヴァAFCが富士通スタジアム川崎で対戦した。昨年の開幕戦と同カードとなった一戦は、アサヒビールが24対0で完封勝利を収め、前戦に敗れた雪辱を果たした。

新型コロウイルス感染症の流行拡大に伴う影響により、X1AreaEASTに所属する警視庁イーグルスとPentaOceanパイレーツが、2020年シーズンの秋季公式戦への出場を断念したことから、今季のX1Area東日本秋季公式戦は、当初に予定していたトーナメント形式から交流戦形式に開催方式を変更して開催することになった。

異例のシーズンの幕開けとなった試合で先制したのはアサヒビールだ。ファーストドライブ最初のプレーでファンブルを喫し、いきなり攻撃権を喪失したアサヒビールは暗雲立ち込めるスタートとなったものの、キッカー(K)梅垣光理の42ヤードフィールドゴールで先制すると、第2クオーターに入ってからもクオーターバック(QB)出口孔一の76ヤードタッチダウンランと、QB安藤和馬からワイドレシーバー(WR)南賢人への36ヤードタッチダウンパスで14点を追加。前半はアサヒビールが17対0とリードした。

後半最初のクオーターは両軍無得点に終わるも、アサヒビールは第3クオーター終盤から続くドライブをランニングバック(RB)末廣克貴の1ヤードランにつなげ、第4クオーターに入って追加点を得る。その後もアサヒビール守備陣が2つのインターセプトで富士ゼロックスの攻撃を寸断。昨年の開幕戦に13対14で敗れた相手にきっちり借りを返した。

富士ゼロックスは攻撃陣が4インターセプトを喫するなど波に乗れず、総獲得ヤードでもアサヒビールの415ヤードに対して117ヤードと、オフェンスが機能しなかった。