【X1Area】西日本トーナメントが開幕！ アサヒ飲料が名古屋に完勝で決勝へ

X1 Area西日本の2020年秋季公式戦が1日（日）、王子スタジアムで行われたアサヒ飲料クラブチャレンジャーズ対名古屋サイクロンズの一戦で開幕した。前半は互いに譲らぬ展開だったが、後半に名古屋を突き放したアサヒ飲料が38対21で勝利した。

開幕戦となったアサヒ飲料対名古屋の試合は、前半を14対14で折り返して迎えた第3クオーターに、アサヒ飲料が最初のドライブでクオーターバック（QB）サフロン・ギャレット・サムエルとランニングバック（RB）巽豊のランを軸に着実にボールを進め、RB山田陸斗が4ヤードのタッチダウンランを決めてリードを手に入れる。続く名古屋の攻撃をパントに抑えた後、QBサムエルがワイドレシーバー（WR）安在航平に30ヤードのタッチダウンパスを通して、28対14と名古屋を突き放しにかかった。

なおも第4クオーターにディフェンスバック（DB）小池元基のインターセプトで得た攻撃権をキッカー（K）西岡慎太朗の36ヤードフィールドゴールにつなげて、3点を追加したアサヒ飲料は、1タッチダウンを返されるも、そのおよそ3分後にQBサムエルがWR今恵史に35ヤードのタッチダウンパスをヒットさせてダメを押した。

東日本地区より1週間遅れで開幕した西日本地区の今季は4チームによるトーナメント戦で争われ、勝ったアサヒ飲料は14日（土）にエキスポフラッシュフィールドで行われるX1Area西日本トーナメント決勝に駒を進めた。