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連勝狙いのエレコム神戸と今季初勝利を目指すノジマ相模原が関西で激突【X1 Super第2節の見どころ】

2020年11月06日(金) 07:30

8日(日)、エキスポフラッシュフィールドでエレコム神戸ファイニーズとノジマ相模原ライズが対戦する。

今季初戦のIBM BigBlue戦を試合残り7秒で勝ち越し、劇的勝利を収めたエレコム神戸は、その余勢を駆って開幕2連勝を狙う。勝利の立役者となったクオーターバック(QB)コーディ・ソコールはパスで419ヤードを投げ、5タッチダウンの大暴れ。そのソコールのメインターゲットになったワイドレーシーバー(WR)アルフォンソ・オヌワーがパス12回捕球、251ヤード、3タッチダウンをマークし、無双状態だったことを考えれば、ノジマ相模原戦でもこのホットラインが攻撃の軸となるのは間違いない。

パス攻撃が爆発した一方で、ラン攻撃は78ヤードと今ひとつの出来だったため、ノジマ相模原戦では地上戦も制圧したいところだ。昨季はノジマ相模原に苦杯を舐めただけに、Japan X Bowl出場のためにもホームで勝利を手にし、最終節の大一番となる22日の富士通フロンティアーズ戦に弾みをつけたい。

対するノジマ相模原は第1節で富士通フロンティアーズを相手に48対3で完敗を喫した。それでも、敵将の米倉輝監督が「(ノジマ相模原)ライズさんが強い」と評したように、第1クオーターに28失点したことを除けば、実際の点差ほど内容は悪くなかったと言える。

QB小林貴紀はタッチダウンパスこそなかったものの、粘り強くパスを投げていた。ランも、富士通の強力守備相手にデレク・アキラ・ウィリアムスや吉田光輝が奮闘している。それだけに、4回のファンブルロスが痛かった。今季から指揮を執る城ケ滝一朗ヘッドコーチ(HC)に白星を送るためにも、エレコム神戸戦では無駄なミスを避け、守備でQBソコールとWRオヌワーのホットラインを分断できるかどうかがカギを握る。